HUONG THANH / MOON AND WIND

ヴェトナム出身パリ在住の女性歌手フン・タン=ファースト・アルバム!幼い頃から伝統歌謡を学び、パリで同郷のジャズ系音楽家グエン・レと出会い、ポップ~ジャズ~アンビエントほか、様々なポストモダーンな手法で自らの音楽性を開花させた、記念すべきアルバムです。あくまでも、アジア的な慈愛に満ちた、とびきりの浮遊感を聞かせる”うた”が基本であることは、大ヒットのセカンドと …

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LE QUYEN / OE NHO MOT THOI TA OA YEU

韓流ではありません。ベトナム歌謡女性歌手、レー・クエンの4作目初入荷です!>次5作目のこちらと較べるとなんかすっごいイメチェンしたような…、実にピンクだったんですねえ…。が、歌は変わらず、少しばかり都会的でPOPなベトナミーズ演歌?ということになるでしょうか。ちょっぴりハスキー、押さえたメリスマで中域の艶やかな歌声を楽しませてくれます …

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VAN HUONG / TE THIEN DAI THANH – TU ECH

〜向かって左 “TE THIEN DAI THANH” 売り切れ 〜向かって右 “TU ECH” 売り切れ ヴェトナム戦争以前からポップなスタイルのヴォン・コの代表的な歌い手とされていた人、のようです。“TE THIEN DAI THANH” はおそらく南ヴェトナムの旧サイゴン(現ホーチ …

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UT TRA ON, MINH CANH, UT BACH LAN / TINH ANH BAN CHIEU

南の軽歌劇カイ・ルオンにおける往年のスター3者を収めた1999年リリースCD〜16歳から歌い始めたというSP時代からの大スター UT TRAN ON (1919-2001)、未だ現役?男性歌手MINH CANH(1938-)、2016年に亡くなった最初期の女性スター Ut Bach Lan (1935-2016) という3者が並ぶ豪華CD。〜録音状態はそれほ …

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MY CHAU, MINH PHUNG, MINH CANH / MOI TINH QUE

ベトナムの大衆歌謡は20世紀初めに起こった軽演劇/改良劇“カイルオン”の中で歌われたベトナムの伝統的な歌謡や中華風歌謡、あるいは植民者フランス経由の西洋音楽、ルンバやタンゴなど、そうした多彩な挿入歌(歌&科白)から生まれたとされますが、この淡古/タン・コーという男女掛け合い歌謡ジャンルも、そうした欧化する社会で生まれた歌謡の一つかと思われ…..、 …

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BAY BA, VAN VI, NAM CO / CUNG THUONG HOA DIEU

“コ・ニャック”と呼ばれているらしいインスト・スタイルをそれぞれ、二弦の月琴=ダン・グエット、胡弓=ダン・ガオ、そしてギター(エレキ&スライド !! 含む)で演じる3人の名手をフィーチュアーした60年代後半頃?の録音で、ヴォン・コほか、さまざまな調子がアンサンブル、もしくはソロで演じられています。なんだか、ジャケをみているとトリオ・マタモロスとアルセニオ・ロ …

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NGOC HA / EM VAN NHU NGAY XUA

ゴック・ハー、北米ベトナム人コミュニティーの若手実力派アイドル!?05年作の再入荷!(ベトナム本国でモデル出身のポップ・スタアとして人気を集めるホー・ゴック・ハーとは別人)前作の汎アジア歌謡路線&ポップで多彩な音楽性から、ややベトナム系民俗色を強調したシットリ歌謡系アルバムとなりました。とにかく、歌がうまい!この頃、デビュー当時はテレサ・テンへの親近性もちょ …

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NGOC HA / MAU THEI JIAN – COLOR OF TIME

以前ご紹介した時には、まだ、あどけなさも残したお顔で、本格的な米国越僑POPを聞かせてた実力派ゴック・ハーでしたが、ずいぶん大人っぽい感じになりました。もともと香港歌謡を想わせるスケールの大きなバラード曲を得意としていましたが、久々に聴いてみたこの新作では、より大時代的な前世紀半ばの北米ミュージカル風のバラードや、ノスタルジックなタンゴ調、あるいは19世紀的 …

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HOANG OANH / SAO CHUA THAY HOI AM, Collecton

さ、北米 / 越僑POP、最後の大物を紹介しましょう。ホアン・オアンは1950年生まれ、戦前のサイゴン(現ホーチミン)で6才の頃から歌って来たヴェテランです。60年代半ばからベトナム戦争終戦直後の75年に渡米するまでに、戦前のサイゴンASIAレーベルに200枚以上のシングル盤を吹き込んだという人気歌手でした。ベトナムの大衆歌謡はカイルオンの劇中歌から発展した …

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HUONG MO / MUA HUE

>こちらで紹介されています(無断リンクすみません!)。再度僅少再入荷しました。フン・タンの名作『ドラゴン・フライ』冒頭曲となるフエの古謡を純・伝統スタイルで聞かせてくれるこのアルバム、2005年の作ですが、ベトナム / ドメスティック・プロダクションの優雅なたおやかさを見せつけてくれるに充分な1曲となっています。〜本CDの主、フォン・モはハノイで生まれながら …

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NHU QUYNH – KY ANH / KHI CON TIM BIET YEN

単独ソロ新作でなくて、見知らぬ男とのカップリング・アルバム…、なんだか仮面ライダー響鬼というか、オリジナル・ラヴというか…、こんな男は知らん! なんで単独新録アルバムを出してくれないんだ!?と、こちらのブログ<悦楽的大衆音楽探検!>でも紹介されていた通りですが、 この男性はキー・アンという名の北米西海岸の越僑歌手だそう。全 …

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NHU QUYNH / DUEN PHAN

こちらも再プレス!久々の再入荷です。 ファン痛恨の結婚??から女児出産を経て、やっとのことで出してくれたこの新作 / 2010年秋リリースのスタジオ録音 FULL アルバムが届きました!なんと、04年スタジオ録音フルSOLOアルバムから、かれこれ7年も待たされたわけですねえ、…感慨無量 (夫君はUS連邦航空局で働くエンジニアとのこと、カタギさんで …

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NHU QUYNH / KHUC CA DONG THAP

結婚前、最高の境地に達したアルバムじゃないかと思います。 90年代半ばに米国へ移住し、西海岸のべトナム人コミュニティーから数々のCDをリリース~北米越僑社会を中心に、フランスや本国ベトナムでも大きなで最も人気を集める伝統派女性スター歌手、ニュ・クイン~残念ながら、結婚&子育て休暇に入ってしまい、本盤が、00年代最後の単独スタジオ録音となる04年作です。にして …

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MAI THIEN VAN / BAO GIO EM LAY CHONG

    人気ヴェテラン(カイルオン系)女性歌手、マイ・チェン・ヴァンこと越僑歌謡シーンのちあきなおみ、2012年作です。これはもう随分と歌謡曲アレンジの曲ばかりなんですが、歌い口は南ベトナム以外の何ものでもありません。かつ上手い!たおやか!かつ、あの往年の大ヒット映画(観たことないけど)同名挿入歌 “BAO GIO EM LA …

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HUONG THANH, CAMKITIWA / LES FLEURS DU LEVANT

★フン・タン&カムキティワ / 東方の花々 フン・タンをリード・ヴォーカルに据えたエイジアン・フィメール・ユニット、カムキチワ(?)のデビュー・アルバムとなります!ベトナムの女性胡弓奏者に加え、韓国のコムンゴ奏者、そして日本の琴&三味線奏者という3人の弦の交わり(+男性打楽器奏者)をバックに、いつもながらのベトナムの伝統歌に加え、「アリラン」や「さくら」も歌 …

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