ミハリス・ハニオティスというと、リゼッタ・カリメリのアルバム1997年作と、2007年作の作曲編曲をつとめていたことで、記憶にある方もいらっしゃるかも知れません…。ギリシャ北部、西マケドニアの中心都市、コザニ在住のヴェテラン作曲家のハニオティスと、同じくコザニ在の作詞家、ヴァンゲリス・カプラロスによる作となります。ハニオティスとしては、2014年 …
続きを読むミハリス・ハニオティスというと、リゼッタ・カリメリのアルバム1997年作と、2007年作の作曲編曲をつとめていたことで、記憶にある方もいらっしゃるかも知れません…。ギリシャ北部、西マケドニアの中心都市、コザニ在住のヴェテラン作曲家のハニオティスと、同じくコザニ在の作詞家、ヴァンゲリス・カプラロスによる作となります。ハニオティスとしては、2014年 …
続きを読むジャケ写の石膏首と書物に手のひらを置く年長男性が、マノス・エレフセリウ(1938-2018)、詩人にして小説家、そして作詞家(400曲以上)ということで、本作は2018年に亡くなってしまったエレフセリウの追悼アルバムなんですね。作曲編曲&オーケストレーションは、音響心理学、音響工学、メディア制作を学ん作曲家にして、スタジオ・ディレクター、サウンド・エンジニア …
続きを読む1 Αυγή στον Άθω (orchestral)2 Μικρή βιογραφία (interpretation: G. Dalaras, lyrics: Lina Nikolakopoulou)3 Joseph (interpretation: J. Jackson & Choir, lyrics: Alexandros Fotinos) …
続きを読むテッサロニキ出身の女性作詞作曲家、アナスタシア・デリディムのデビュー作、タイトルは『時間の魅惑』、本人も歌いますが、多くの曲を歌ってる男性歌手、アンドレアス・カラコタスがイイですねえ(90年代初めにデビュー、多くのコンポーザーズ・アルバムで歌っていますが、リーダー・アルバムは04年作のみで、本作は彼のセカンドと言ってもイイ作かと)。編曲は、やはりテッサロニキ …
続きを読むスタモス・セムシス作曲、ミハリス・ブルブリス作詞、そして、スタモスとヨルゴス・ダラーラスが代わる代わる、あるいはいっしょに歌った作です。インストも含みます。そして、実にイイ感じの犬ジャケ、ですね。 1 Νυχτερινό-Κάστρο Ιθάκης 2 Στην Ελλάδα Κάνει Κρύο 3 Μ’ Έξη Τόννους Φορτη …
続きを読む作曲家、スタヴロス・クヨムヅィス(1932-2005)の作品集〜2000年作、多くの曲で自ら作詞もつとめています。その妹であるマリア・クヨムヅィスが6曲を歌っているほか、ダラーラスが3曲、ヨルギス・フリストゥドゥルが2曲を歌ったアルバムです。地味ながら、シミジミとギリシャ、いいアルバムですねえ。 1 MARÍA KOUGIOUMTZÍ / Πω …
続きを読むパデリス・キラマリオス、2016年ソロCDデビューの自作自演歌手でありながら、歴史家で詩人で文学者でもあるというマルチな男(2014年に最初の著作もあるそうです)、新作です。 この2021年の新作(4作目)、>前々作も BOOK 仕様でしたが、曲ごとに見開きのイラストレイター&フォトグラファー共作となるイメージが展開されるBOOK仕様になっていて、視覚と聴覚 …
続きを読むマノリス・ラソウリス、1945年クレタ島のイラクリオン生まれ、ジャーナリストとして、詩人として、そして作詞作曲家としても活躍しました(2011年逝去)。ことに、ニコス・ロイゾスやニコス・クシダキス、クリストス・ニコロプロスやヴァシリス・パパコンスタンティヌ、そしてニコス・パパゾグルやハリス・アレクシウ、ソクラテス・マラーマスらと頻繁に交流したことでも知られて …
続きを読むヴァシリス・フローロス2018年12月末の3作目となるアルバムです入荷が遅れてしまいました…(って、誰も待ってない?)。1982年、アテネ郊外のイミトス生まれ、ふたつの大学で、数学とフォークロア、神話、伝説を研究し、ごく若いころから弾き続けたギターをはじめとし、アテネ音楽院でブズーキ、ウードを習得したソングライターにして歌い手、形容矛盾かも知れませんが、現代 …
続きを読む*7inchサイズ 紙ジャケCD+Lyrics & Credit noteスリーブ付 O MEGALOS EROTIKOS (Originally released in 1972) 1 Dimitris Psarianos / Με Την Πρώτη Σταγόνα Της Βροχής 2 instrumental / Σ’ Αγα …
続きを読む香港〜黃霑=James Wong (1941-2004) コラムニスト、俳優、映画監督、脚本家にして作詞作曲家による、台湾ロック・レコード(滾石國際音樂股份有限公司)リリースの1990年CDです。 01. 道 (『倩女幽魂』電影挿曲) 02. 滄海一声笑 (『笑傲江湖』電影主題曲 黄霑/徐克/羅大佑) 03. 焚心似火 (『秦俑』電影主題曲) 04. 大丈夫 …
続きを読むフリストス・ツィアムリス〜1961年アテネ生まれのヴェテラン作曲家、歌い手にしてギター&ウード奏者。もともと名門トラッド・グループ〜ディナミス・トゥ・エゲイオ(“エーゲ海軍”を名乗る3人組)のメンバーとして85年にデビュー、92年よりソロ活動も展開しています。エーゲ海のニシオーティカ(島唄)や、ギリシャ各地のディモーティカ(民謡)、ビザンティン音楽にも造詣が …
続きを読む経歴不明の女流ソングライター、レナ・スカングのデビュー作〜コンポーザーズ・アルバムとなります。1曲だけヴェテラン、レナ・アルカイウ〜女性歌手含みますが、ほかすべて男声によるオーソドックス極まりないライカ〜レベーティカ、古臭いと言っても過言ではないでしょうね…。しかし、余計なものが何もないそのライカ、何というべきか…?立ち飲み屋で、こん …
続きを読む1967年、ギリシャ〜イオニア海に面した小さな街、アマリアーダで生まれたブズーキ奏者にして作曲家、ディミトリス・リヴァノス、今のところ唯一の作品集〜メリーナ&リゼッタ姉妹、ソフィア・パパゾグル、マリオと、当店でも人気の女性歌手達はじめ、実力派の歌い手達が募った、玄人好みのイイCDとなっています。“ギリシャ歌謡、船ジャケに駄作なし”という定説が、ここでも証明さ …
続きを読むダニエル・フォレステル(1933−2016)、グァドループの作曲家であり詩人、文学教師そして歌い手、その1970年のファースト・アルバムはカリビアン・ファンクにて、常時300ドル以上の人気盤ですが、それはともかく、本領は(文学のことはさておき)、島の生活を歌った、ちょっとヒネリのある独特なビギン、マズルカ、グォカ、ベレといった〜60年代の数多いシングル録音だ …
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