VINICIO CAPOSSELA ‎/ BALLATE PER UOMINI E BESTIE

ブルースやシャンソン、ジャズ、そして、レベーティカやカンシオン・ランチェーラといった音楽をアルバムごとに遍歴し、自らの歌の糧として来た南イタリアはナポリの東、イルピニア・ルーツのカンタトゥーレ、ヴィニーチョ・カポッセラ(生まれは1965年のハノーヴァー)16作目のCD&BOOKボックス仕様アルバムです。 タイトルは『男と獣のバラード』…ということ …

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GIANMARIA TESTA / PREZIOSO

ジャンマリア・テスタ、1958年生まれ、1990年にシンガーソングライターとして音楽活動を始めました。イタリア語を中心に、フランス語でも歌いました。並行して、イタリアのピエモンテ州のモナコにほど近いクネオという小さな街の駅長を、2016年に癌で亡くなるまで勤めあげました。その死後3年を経て発表された遺作です。デモとして残された未発表曲、ギター弾き語りを彼の妻 …

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MAURO PAGANI / SONGO DI UNA NOTTE D’ESTATE

Reissue of the 1981 album なんで、日本語の帯つけてるのかわかんないんですが、04年リリースのCDです。中古ではないのですが、なんかちょっとジャケが汚れているような気がしますが(心もとない記憶によれば、入荷してきた時からちょっと薄く汚れていたような…)、きっと日本盤の1982年のセヴン・シーズ版LPを元ジャケにしているから …

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GIORGIO CORDINI / PICCOLE STORIE

1950年ヴェネチア生まれのカンタトゥーレ、 60年代の終わりにマウロ・パガーニと出会い PFMのメンバーとなる。 1995年 初ソロ・アルバムをリリース。 本盤は 2015年の7作目、今のところ最近作です。 シンプルかつ端正、いかにもPFM世代の カンタトゥーレらしいアルバムです。 ジャケットもOKですね! 01 I Silenzi di Monte So …

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TIZIANO FERRO / IL MESTIERE DELLA VITA

イタリア女性の支持を独り占めしているという 男性歌手、ティツィアーノ・フェッロの最近作、 ジャケが物語ってくれますねえ、その人気。 で、一瞬、ダーティー・ハリー?と思うのは、 オヤジとかジジイだけでしょうか? 1980年生まれ、20年のキャリア、 英語、ポル語、仏語でも歌い、コレまでに 1500万枚のCDを売り上げているそうです。 ルイス・ミゲルとか、アムル …

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ULTIMO / PETER PAN

2017年デビュー、1996年生まれの22歳にして、 そのセカンド・アルバム収録曲〜 “Il ballo delle incertezze”にて、 2018サンレモ優勝を飾ったウルティモでした。 表題、ピーターパンですからね、 通常だったら手に取らないCDですが…、 いや、先にこの曲のクリップ観てしまったもんですから、 品揃えに加えさせていただい …

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ROBERTO MUROLO

1912年生まれ、2003年に亡くなったナポレターナを代表する大歌手、ロベルト・ムローロ。本作は、ギター弾き語りによる1956年の10インチ盤『Roberto Murolo e la sua chitarra (5° selezione di successi)』(Durium, ms Al 545)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューで …

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CISCO / MATRIMONI E FUNERALI

北イタリアの“コンバットフォーク”バンド、モデナ・シティ・ランブラーズ(もう解散?)のフロント/男性ヴォーカルのチスコによるソロ15年新作。毎年のように新作を出していましたが、当店としては久々の入荷です。タイトルは『結婚式や葬式』ということで、この人らしいイロニーが効いた歌を、ややノスタルジックなカンタトゥーレ調で聞かせます。いつの間にかフォーキーな雰囲気は …

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