わたしも選考にも加わったMM誌ラテン2022年BEST5、1位だったマーク・アンソニー新譜も良かったが、こちらも良かったという1枚ですね(個人的には、こちらの方を頻繁にネットで聴いていたんですが…年末ギリギリにCDが入荷して来ました。で、山本さんから”昔の再現”ですよね、と言われて、ハイ仰せの通りですと取り下げた1枚。勿論、1位マーク・アンソニーの今もって稀有にイナセなNYラテン作の1位に異存はありません、ハイ)。
というわけで本作は、オランダ生まれの若手パーカッショニスト、スティーヴン・ブラゼット(ジェンベも叩くワールド派、パーカッション修行で世界中を渡り歩いている若者だそうです)が、NY周辺&欧州在の南米ベネズエラ系のサルサ〜ラテン・ジャズ系玄人ミュージシャン達、にバックアップされて録音した22年秋の1枚です。ルイシート・キンテーロ参加!
で、ヘヴィーです。
バリトン・サックスが効いています。
実にパーカッシヴです。
パルミエリ兄弟のサウンドを思い出しました。
というか、ポンセーニャというか、
ヘヴィー・サルサ、と呼ぶに値する作品かと思います。
歌手は巨漢ソネーロ、マルシアル・イストゥリス from ベネズエラ〜ほか、リトル・ジョニー・リベーロも参加、わたしも知っているサルサ職人&知らないサルサ職人達がバックアップしています(参加メンバーご参照のこと)。
こーゆー音、昔はフツーに聴けたものですが…、でも、2022年の新譜で、こーゆー音のサルサに出遭えて、なんだか涙ぐんでしまったのでした(?)。
今時、サルサ?なんて思う方はともかくとして、今もってサルサで行こう!と、たま〜に聴きたくなったりする方、相変わらず高っ、というお値段ですが、どうぞ、お試しあれ!?(というようなことは、Facebook のトロピカル系目利き、というか耳利き猛者が集うページ “トロピカル通信” で書かせていただいたんですが、相変わらずの掟破りの無断転載ということになりますけれど、どうぞ関係者各位、お許しください!)
>こちらでも紹介されています!無断リンク、いつも、すみません!
1.Callejeros Del Tambor 04:10
2.El Nuevo Sabor 03:58
3.Esta Es Mi Rumba 04:30
4.Lo Que Traigo Pa’ Ti es Descarga 04:15
5.Verlos Bailar 04:10
6.My Teachers 04:49
7.Sentir Tu Piel 04:03
8.La Holandesa 04:04
Steven Brezet -Congas, Djembe, Timbau, Solo Quinto
Oscar “Chucky” Cordero -Trumpet
Luisito Quintero -Timbales
Roberto Quintero -Bongos
Irving Manuel -Piano, Lead Vocal
Samuel Ruiz -Bass
Rey David Alejandre -Trombone
Felipe Castro -Baritone Saxophone
Marcial Isturiz -Lead Vocals, Coro
Leo Morales -Coro
Pablo Briceño -Coro
Special Guests
Weedie Braimah (Djembe), Pedrito Mardnez (Congas), Orlando Poleo (Quinto), Liele Johnny Rivero (Quinto), Sly5thAve (Baritone Sax), Nate Werth (Cowbells)
Composed by ANGEL VALLENILLA & OSCAR CORDERO
Arrangements by OSCAR CORDERO
Recorded at Tam Tam Recording Studio, Baarn