SABU MARTINEZ / SIX CLASSICS ALBUMS (6 albums in 4 CDs)

ルイス・サブー・マルティネス(1930-1979)はプエルトリコ系ニューヨリカンのコンガ奏者でした。ジャズとラテンの出逢い〜キューボップ・ムーブメントのイノヴェイターの一人であったサブー・マルティネスは、50年代を通じて多くの重要なレコーディングやセッション、ライブ・パフォーマンスに参加しました。

ニューヨーク生まれのマルティネスは、1941年、なんと11歳でプロデビューを果たしました。1948年には、ディジー・ガレスピーのキューボップ楽団でチャノ・ポソの代理を務め、1949年にはベニー・グッドマンのビバップ・オーケストラに参加〜その後15年間、チャーリー・パーカー、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、J.J.ジョンソン、ホレス・シルバー、セロニアス・モンク、チャールズ・ミンガス、メアリー・ルー・ウィリアムズ、ライオネル・ハンプトン、そして、ノロ・モラレス、マルセリーノ・グェラ、エシィ・モラレス、レクォーナ・キューバン・ボーイズ、ミゲリート・バルデス、ティト・ロドリゲス、ジョー・ロコ、ホセ・クルベーロらラテン系名門楽団とも共演しました。また、トニー・ベネット、サミー・デイビス・ジュニア、ハリー・ベラフォンテといった有名歌手との共演もあります。

1953年、サブー・マルティネスは初めてアート・ブレイキーとレコーディングを行い、その後、自らの楽団を率い、1957年には、キューバ音楽の最も重要なイノヴェイターの一人、トレス奏者のアルセニオ・ロドリゲスを招き、デビュー・アルバム“ Palo Congo ”をブルーノートにレコーディングしました。続いて、ヴィック・レコードやアレグレ、SMC からアルバムをリリースています。
1967年、マルティネスはスウェーデンに移住、欧州のラテン・ジャズ楽団、フランシー・ボーランド=ケニー・クラークのビッグバンドに参加、続いて、1970年代半ばまで活動した自らのグループ   Burnt Sugar を率いました。バーント・シュガー名義でもレコーディングを行い、現地で2枚のアルバムをリリース。ほか、多くのセッション、レコーディングに参加するも、1979年1月13日、胃潰瘍のためスウェーデンで48歳で死去しています。

*Palo Congo (1957) Blue Note
*Safari With Sabu (1957) Vik
*Sorcery (1958) Vik
*Rites Of Diablo (1958)  Roulette
*In Orbit (1960) SMC
*Sabu’s Jazz, Espagnole (1961) Alegre

~以上、6作品のすべてを収録した4CDです。
それにしても、なんだかなあ、という感じですねえ?
これ1枚1枚聴くのに、コチトラどんだけ苦労したことか…

*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥2400

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