歴代最高の自作自演シャンソン歌手、ブラッサンスの歌が新たな響きで2010年代に甦った!
ペルーのクンビア“チーチャ”を発掘し、いにしえのアメリカ音楽を独特なミックス感覚で現代に提示したルーツ・ミュージック・バンド“ハズマット・モディーン”をリリースしたニューヨークのレーベル、バルベスからまたまたユニークなサウンドが登場しました!
ピエール・ド・ガイヤンドはフランス人の父とアメリカ人の母を持つミュージシャン。現在はニューヨーク在住ですが、パリで生まれ、カリフォルニアで育ちました。学者である父はフランス人ならだれでもその歌をいくつかうたえるというジョルジュ・ブラッサンス(1921〜81)の大ファンでした。ピエールが育った家庭では常にブラッサンスのレコードが流れていたそうです。
そのようにブラッサンスに親しんだ彼は13歳でギターを手にし、現在はバンドの他に映画やテレビに音楽を提供するプロの音楽家となりましたが、ブラッサンスへの愛着は消え去らず、この偉大な自作自演のシャンソン歌手がフランス以外で知られていないのを嘆き、英語に翻訳してカヴァーすることを思いつきます。
そのアイディアが結実したのがこちらの作品。ピエールはもちろんギターをもってうたい、バックにはベース、クラリネット/サックス、各種鍵盤楽器などが付き、人懐っこくもヒョウヒョウとしたメロディを聴かせます。またピエールのヴォーカルもさらりとした洒脱な味わいが素敵。
バルベスが得意とする、どこかノスタルジックながらも現代的な感覚もしっかりとあるサウンドはここでも健在。良質な英語の歌ものに飢えていた方にお勧めいたします!(インポーター資料から)