PATRICE CARATINI, ALAIN JEAN-MARIE, ROGER RASPAL / TROPICAL JAZZ TRIO

うんうん、これはなかなか得難い、仄かにラウンジーなビギン+ラテンJAZZアルバムですな!ピアノもコンガもよく歌っています。秋冬に聴いてこその夏の追憶?

アフロ・キューバン・リズムを配したアルバムなどもあるフランスのコントラバス奏者パトリス・カラティーニ(1946年生まれ)、そのカラティーニとは2011年作で共演を果たしているグアドループ出身の人気ピアニスト、アラン・ジャン=マリー(1945年生まれ)、同じくグアドループ出身のパーカッション奏者ロジェール・ラスパイユ(1953年生まれ)によるトリオ・ユニットの2019年作です。
グアドループ出身の2人が参加ということで、ビギンやグウォカを下敷きとしたクレオール・ジャズ系のサウンドが想起されるかと思いますが、そこにとどまらず、アフロ・キューバン・ジャズやジャズ・サンバ系にもアプローチしています。オリジナルに加え、デューク・エリントン、カーボ・ヴェルデにルーツを持つホレス・シルヴァー、ブラジルのトニーニョ・オルタ、ディジー・ガレスピー/チャノ・ポソらの名曲「マンテカ」、チャップリンの「ライムライト」、セルジュ・ゲンズブール「コーヒー・カラー」、シャンソンの名曲「さくらんぼの実る頃」まで、幅広い題材を調理。ラウンジ・スタイルにファンキーなアフロ・リズムを絡めた、ベテラン揃いの手練れトリオならではの余裕や円熟味を感じさせる、すぐれた仕事ぶりが光ります。耳に心地よいラテン/カリビアン・ジャズの好盤。オススメ。(サプライヤーインフォより)

★トロピカル・ジャズ・トリオ〜以下、国内配給盤メーカーインフォより

カリブ海はリズムとメロディーの宝庫であることを教えてくれる、極上のジャズ・アルバム!
カリブ海に浮かぶグアドループ出身の伝説のピアニスト、アラン・ジャン=マリー、同じくグアドループ出身の凄腕パーカッショニストのロジェ・ラスパイユ、そして数々のセッションを支えてきたパトリス・カラティーニという三人の長年に渡る共演、そして音楽への飽くなき探究心から生まれた、トロピカルなジャズ。ジャズの故郷とも言えるカリブ海へようこそ!

■曲目
1. Morena’s Rêverie モレナズ・レヴリィ
2. Marcelina マルセリーナ
3. Tropical Mood トロピカル・ムード
4. African Flower アフリカン・フラワー
5. Latin Alley ラテン・アレイ
6. Señor Blues セニョール・ブルーズ
7. Meu Canário Vizinho Azul メウ・カナーリオ・ヴィズィーニョ・アズール
8. Manteca マンテカ
9. Sambacara サンバカラ
10. Pytang Pytang Bang ピタン・ピタン・バン
11. Limelight ライムライト
12. The Cape Verdean Blues ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルーズ
13. Couleur Café クルール・カフェ
14. Le Temps Des Cerises さくらんぼの実る頃

【TROPICAL JAZZ TRIO トロピカル・ジャズ・トリオ】
PATRICE CARATINI パトリス・カラティーニ:コントラバス
ALAIN JEAN-MARIE アラン・ジャン=マリー:ピアノ
ROGER RASPAIL ロジェ・ラスパイユ:カ、ジェンベ、コンガ、パーカッション

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