ニコス・パパゾグルー(1948-2011)~生涯10枚と少しのオリジナル・アルバムしかリリースしませんでしたが、地味ながらイイ音楽家でした。大都市でのライヴよりも、エーゲの小さな島々や内陸の村々でライヴをすることを好み、古いディモーティカやレべーティカに材を求めた自作曲を、バグラマーで弾き語りながら、ギリシャをくまなくまわったというシンガーソングライターでした。また、エンジニア / ミキサーでもあり、多くのインディー系グリークロックやトラッドの制作にも携わり、もちろんプロデューサーとして、後進の若手歌手をフォロー、映画サントラ盤も多く吹き込みました。残念です。こちらはその死後にリリースされたベスト / 追悼盤となります。
*特に問題のない中古盤です。