キューバのティンバ(ハード・サルサ)の祖で、日本では作家、村上龍氏が何度も招聘し来日したお馴染みエネヘー・ラ・バンダの2014年新譜。フロントのヴォーカル陣をはじめ、人気沸騰した1990年代からすでに若返りが計られていますが、ファンキーなサウンドや独特なホーン隊のフレーズなど曲作りを担うリーダーのホセ・ルイス・コルテス=トスコ節は随所に健在で、自らのフルートを中心とするインストのラテン・ファンク/フュージョン(6曲目/10曲目)も、“らしい”ところですね。メレンゲ調なオープニング・ナンバーをはじめ、レゲトンやバチャータ、バラーダなど、汎カリブ的ダンス・バンド&ポップ路線でも存在感を示しています。
1. Maletero, Camara
2. Un Besito Na’ Ma’, Camara
3. Viejito, Camara
4. El Pasma’o, Camara
5. Santa Maria Soccorso, Camara
6. Estoy Muerta Contigo, Camara
7. Ocha Leri, Camara
8. Gordo Y Flaca, Camara
9. Resbalando, Camara
10. Rumba De La Mujer, Camara
11. Mirando A Jose, Camara
12. Buscate Un Panuelo Colora’o, Camara