2014年の『サルバドーラ・ロボット』が、P-Vineを通じて日本でも紹介されているコロンビアのユニット、メリディアン・ブラザーズの2020年作です。ギタリスト/コンポーザーのエブリス・アルバレスのもと、1998年に活動をスタートさせ、クンビアやバジェナート、サルサをエレクトロに溶解した、独特のサイケな脱臼系電子トロピカル音楽で、注目を集めてきました。前作『ドンデ・エスタス・マリア?』では、アコースティック要素も取り込んでフォークロアなムードも演出していましたが、『クンビア・シグロ・ベインティウノ(21世紀のクンビア)』と銘打った本作では、1970~80年代に活躍したグループ、クンビア・シグロ・ベインテ(20世紀のクンビア)など往事のクンビアなどコロンビアのトロピカル音楽を参照しつつ、クラウト・クンビアを標榜し電子化を施す試み。オリジナルの他、バジェナート・シーンをリードしてきたトップ・バンド、ビノミオ・デ・オロの78年のナンバー「レリカリオ・デ・ベソス」(フェルナンド・メネセス作)を、メリディアン・ブラザーズ流電子クンビアにリメイクする試みも。熱帯性の気怠さを纏ったクンビアとモンドなエレクトロ仕立ての組み合わせで、”Go To Trip”! (サプライヤーインフォより)
1. Los Golpeadores De La Cumbia
2. Cumbia Del Pichamán
3. Puya Del Empresario
4. Cumbia De La Igualdad
5. Cumbia De La Fuente
6. Cumbia De La Amistad
7. Cumbia Del Relicario
8. Cumbia Totalitaria
9. Cumbia De La Soledad
10. Cumbia De Los Proletarios