ENRIQUE FERNANDEZ / CANTOS DEL SESTO SOL

enrique-fernandezデイビッド・マレー、マリオ・バウサ、ティト・プエンテ、ファン・ルイス・ゲーラ、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラなどと共演してきた実力派サックス奏者エンリケ・フェルナンデスによる初リーダー作品。カリブ海、南米、NYの音楽を融合したラテン・アメリカ「音」絵巻的内容。豪快なラテン・ファンク(1)、レア・グルーヴ風のエレクトロニカ・ブーガルー(2)、ガトを彷彿させるジャズ(3)、オマール・ソーサのピアノが印象的なバラード(5)、日系ペルー人のチャントと美しいサックスが絡み合うヒプノティックな傑作(6)、オマールのエレピをバックに豪快にブローするミディアム・ナンバー⑦など変幻自在な曲想も見事。プロデュースは、90年代初頭にコンガ奏者の神様パタート・バルデス、ロス・バンバンのチャンギート、詩人のピリ・トーマスなどの作品をエンリケと共に世に送り出し、ラテン・ジャズ・ファンの度肝を抜いたたグレッグ・ランドゥが担当。オマール・ソーサのファンは勿論、NYのキップ・ハンランハン周辺の音が好きな人も魅了する先鋭ラテン・ジャズ傑作!

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