MARGARITA ZORBALA, Diefthynei O Loukianos Kilaidonis / PAME SAN ALLOTE

個人的には、胸キュン・ジャケのベスト10には入るCDなんですが…。
マルガリータ・ゾルバラ、1957年に旧ソ連タシケント生まれの女性ですね。両親はギリシャの政治的難民で、家族はモスクワに落ち着き、そこでギリシャ語とギリシャの文化歴史を両親から教わりながら育った彼女は、10代になっていた頃には、当時、モスクワを定期的に訪れ、ギリシャ・クラブでコンサートを催していたミキス・セオドラキスやマノス・ハジダキスと知り合っていたそう。そして、17歳の時、セオドラキスにオファーされ、ゾルバラはギリシャへ渡り、セオドラキスの最も重要な曲の一つを歌うことになりました。そこから、歌手に、そして女優となるスタートを切ったそうです。その時、18歳。
それから7年目、1982年の本作は、ゾルバラ通算8作目となります。自作自演歌手、ルキアノス・キライドニス (1943-2017) に迎えられ、その作品を歌い綴った作。叙情派キライドニスらしい曲想をラテン〜ボレロやシャンソン、そしてライカ調と、曲ごとにアレンジを使い分け端正に歌い綴るさま(ちょっとヴィブラートつけ過ぎかも知れませんが)、やっぱり、胸キュンも?ジャジーなギター&ピアノも相まって、実にムーディーですねえ…。
 
1 Χτες Το Βράδυ
2 Κλαις
3 Όπου Και Να Πας Θα Θυμάσαι
4 Τί Κι Άν Χαθείς
5 Ποτέ Δεν Θα Ξεχάσω Τέτοια Μάτια
6 Εγώ Θα Σ΄Αγαπώ Και Μη Σε Νοιάζει
7 Θαθέλα Νάμουνα Εκείνη Π΄Αγαπάς
8 Πόσο Λυπάμαι
9 Παπαρούνα
10 Πάμε Σαν Άλλοτε
11 Ας Ερχόσουν Για Λίγο
 
 

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