キューバ革命後に人気を博したポップ・ヴォーカル・グループのアンソロジー!
60年代を中心にキューバで活躍したロス・サフィーロス(サファイアたちの意味)は、当時キューバのビートルズと騒がれたほどアイドル的人気を誇ったグループだった。4人のヴォーカリストに、後にライ・クーダーとの共演作で話題になったギタリストのマヌエル・ガルバンを加えた編成で、アメリカのドゥーワップを基調としたクローズド・ハーモニーのヴォーカル・アンサンブルを、ボレーロやフィーリン、ソン、そしてボサ・ノーヴァやカリプソといったアレンジを取り入れて陽気に歌いあげた。本作はそんな彼らの黄金期のヒット曲を集めたベスト編集盤。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブへと通じるキューバ音楽の歴史の1ページを飾る価値ある資料だ。(メーカーインフォより)
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