
珍しくも(?)タバコやお酒を嗜むことなく(ギャンブルには相当入れ込んだようですが)、2度の結婚で生まれた3人の子供、そして3人の孫にも恵まれ、アテネでアコーディオンを抱え歌い続け、晩年まで過ごしたとのこと。が、自ら歌った録音は、数々のシングルやLPへの参加曲はともかく、CDとして3枚の主唱CD があるだけです。本盤はそのうちの1枚で、1997年リリースのCDとなります。以前は黒ジャケで出ていましたが、赤ジャケ新品で入荷して来ました。録音はもう少し以前のもののように思えますが、特にデータがありません。が、オリジナル・アルバムとして録音されたものと聞こえます。ジャケは、もちろん若い頃の写真ですね。
若い頃の主唱録音がまとめて聴けないのは残念ですが、タバコやお酒を嗜むことはなかったということで、多少枯れていながらも、未だ張りを失っていない歌声において、スミルネイカ・ソングのレパートリーを聞かせるレベーティカ・アルバムとなっています。その、オリエンタルな旋律を辿りつつも、レベーティカの変拍子リズムに変化を与える自在なアコーディオンの演奏、そして、長いキャリアと経験から滲み出すようなディープな味わいを聞かせる歌声を、お楽しみあれ!
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1 Μου ‘Φαγες Όλα Τα Δαχτυλίδια
2 Το Κορίτσι Απόψε Θέλει
3 Πίνω Και Μεθώ
4 Ο Πασάς Κάνει Γιουρούσι
5 Πέντε Έλληνες Στον Άδη
6 Η Παραμάνα
7 Άλλα Μου Λεν Τα Μάτια Σου
8 Πρσφυγάκι
9 Μέσα Στου Μάνθου Τον Τεκέ
10 Ο Καπετανάκης
11 Ο Μανώλης Χασικλής
12 Δεν Θέλω Το Κακό Σου
13 Περασμένα Ξεχασμένα
14 Ο Ντόκτορ
14 Ο Ντόκτορ