ポーランド南部タトラ山地の村々に埋もれた民謡を掘り起こし、自由な解釈と即興を交え演じるポーランドの親子3人トリオ2作目とのこと。おもしろいですねえ(フツー絶対親父となんかバンドやんないでしょ)!ポーランドの古くからの伝統リズム、マズレク(仏マズルカの元と言われるも、マズルカと似て非なる)の、どこか引き吊ったような?前傾ビートに乗せ、息子、即興も交えた素晴らしいヴァイオリン演奏は野に放たれ天にも登り、妹、各種打楽器を叩きながら飾りない、というより、思いっきりブッキラボーでチャーミングな野趣満点の歌声、父、通低音を奏でながらマズレクのリズムにメリハリを奏でるチェロは地を這う、というところが基本…。ポーランドなんて、全然注目していなかっただけに(昔イイ状態の EGREM のレコード買いに行ったことありますが)、俄然興味津々!(松山晋也さんに教えていただいたCDです。感謝!)
Jan Malisz / voice, cello, accordion
Zuzanna Malisz / voice, baraban drum, frame drum
Kacper Malisz / violin
▽参考