いかにも欧州らしい? カリプソ&ラテン・コンボ 6人組がベルギーの港湾都市、アントワープ(アントウェルプ)から登場!しかも、レーベル名は “カイソ” と来た!気が利いている?その名もグレゴール・テラー&ザ・カリプソ・ジゴロス、ということで、2010年代の初めから当地でカリプソ系バンドを率いて来たグレゴール・テラー(もちろんマイティー・テラーに由来)の新バンド!?
英語で歌うテラーの歌い口、実にトリニダードなカリプソニアン風、と言いたいところですが、赤道直下のカリブ流儀とは、やっぱり一味違う?夏は短かし冬長しという、欧州港町ならではの、どこか仄暗いフェイクなカリプソ、ラテン&ジャズ…という内容。ま、これはこれで、得難い雰囲気かと。
1 Welfare 3:04
2 Feeling Like a Fool 3:05
3 Le chant des gigolos 3:44
4 Harvey 3:12
5 The Sour and the Sugaree 2:13
6 Lost 2:58
7 Maria 3:12
8 The Spirit of Love 2:58
Bass – Boss
Bongos, Guiro – Tom Hendrickx
Congas – Gabriel Valeria
Guitar – Eric Schoepen
Tenor Saxophone – Hans Schroeven
Vocals – Gregor “Terror” Engelen