アルゼンチン北部発祥のレパートリーをギターとバンドネオンのデュオでコンテンポラリーに
ベテランのアコーディオン奏者チャンゴ・スパシウクをして「ディノ・サルーシと若い頃のエドゥアルド・ファルーがプレイしているかのようだ」と言わしめた、新しい世代のフォルクローレ・インストゥルメンタル・デュオがセバスティアン・カストロ(g)とサンティアゴ・アリアスからなるアリアス・カストロ。グスタボ・”クチ”・レギサモン作”Juan del Monte”に始まり、サルタ出身のバンドネオンもギターもこなす作曲家アドルフォ・グスタボ・ソラ”Solis Pizarro”、サンティアゴ・デル・エステーロ出身の兄弟ユニット – エルマーノス・シモンの”La tunera””Suncho Corral””El Coqueto” や”Tacito de plata”など、原曲は歌曲だったサ(za)ンバ、チャカレーラ、ガトなど舞踏音楽のレパートリーを、コンテンポラリー・ジャズの影響を多分に感じさせる、叙情的な佇まいへと編曲しフレッシュに提示。マルチ奏者であるパブロ・ファラトが2曲でヴァイオリンとボンボを叩く他は、つまびらかで繊細、親密な対話のような素晴らしいデュオの演奏が繰り広げられます。m-9″La huarmillita”(エドゥアルド・ファルー)では、唯一バンドネオン奏者のアリアスがヴォーカルを取りますが、そこはかとなく優しさとメランコリーが滲みだしてきます。(サプライヤーインフォより)