昨今はストリート系手作り楽器バンドによる“カリンドゥラ”POPが旺盛を極めている、らしい、ザンビアですが、1970年代には “ザンロック” と呼ばれたジャンルのもと、欧米ロックの圧倒的な影響下に育ったバンドも多かったということです。そんなザンロック時代の代表的バンドの一つでもあったチリッシー・ゼンボ・テンボ&ンゴジ・ファミリーの1974年のアルバムが、ドイツの“普通”レコーズから複刻されました。ヴォーカル&ドラムスのチリッシー・ゼビィ・テンボと、ギター&ヴォーカルのパウル・ンゴジ、そしてベースのトミー・ムワレというスリーピース・バンド。なんともマア〜、オラが村のジミヘン、というか、クールと脱力を同時に表現するそのロック魂、これはやっぱり当時のザンビアなればこそ?ロックの受容にもいろいろあったということは言えそうですね。でも、その変則ぶりが、なんだか、いっそカッコイイ!癖になるかも。
1 My Ancestors 3:27
2 Trouble Maker 3:39
3 Lonely Night 3:24
4 Coffin Maker 3:48
5 Oh Yeh Yeh (Instr) 2:59
6 Fisherman 3:31
7 I’ve Been Loosing 3:19
8 Feeling Good 3:28
9 Gone Forever 3:08