トルコPOPの女王、セゼン・アクス~2年ぶりとなるソロ新作を発表してくれました。いつものように多くの曲を自から作詞作曲していますが、同郷の女性SSW、ナザン・オンジェルが一曲提供 / さらにトルコを代表する詩人として知られた故ジェマル・シュレヤが残した詩にアクスが曲を付けたトラックも収録~新しい試みも行っています。トルコらしいPOPさをリードするその手腕、お …
続きを読むトルコPOPの女王、セゼン・アクス~2年ぶりとなるソロ新作を発表してくれました。いつものように多くの曲を自から作詞作曲していますが、同郷の女性SSW、ナザン・オンジェルが一曲提供 / さらにトルコを代表する詩人として知られた故ジェマル・シュレヤが残した詩にアクスが曲を付けたトラックも収録~新しい試みも行っています。トルコらしいPOPさをリードするその手腕、お …
続きを読むトルコの人気熟女系SSWのナザン・オンジェル。1970年代後半に歌手デビューを果たしながらも長らく中堅に甘んじていましたが、90年代になってから、タルカンの『カルマ』と『ドゥドゥ』の2作においてスーパーヴァイザー的な立場で助力し、そのヒットに大きく貢献し注目を集めました。その後はソロでもヒットを連発、現在ではトルコ・ポップス・シーンの重鎮のひとりにおさまりま …
続きを読むトルコ女性ハルク歌手のセカンド・アルバムですが、暗い、ちょっと憂鬱になるくらいです。前作のヴィデオ・クリップで、いっしょに暮らしていた男に殴られ家を追い出されてしまう映像がありましたが、そういう雰囲気なきにしもあらず、ですな…。尺八のようにも聞こえるネイと、どこかブルースっぽいサズ&ギター、ちょっと、うなだれたるようにして、少々喉をつめヴィブラー …
続きを読む歌う現役高校女教師、そのトレードマークの赤毛でさぞかし男子生徒を魅惑しているのでしょうが、この新作はオールディーズ・カヴァー集!“ヴォラーレ”や“キ・セ・トリステ”“アリ”ほか、フレンチ&イタリアン&ラテンPOPのトルコ語カヴァーが並びます!60~70年代ムード満点、当時さぞかしトルコでも親しまれた曲なんでしょう。常よりも若作り?青春回帰の一作です。そしてラ …
続きを読むトルコ / 民謡系POP“ハルク”の歌い手として活躍してきた中堅女性歌手シベル・パムク~例によってなかなかの美人です(トルコ~ギリシャ、ほんと美人ばっかり…)。カランと競う優良トラッド・レーベル“アダ”からのこの新作でも、現行の純正ハルクPOPらしく、多くの曲で弦楽器サズをフィーチュアーした伴奏スタイルに加え、ジャズやフラメンコっぽいアレンジも導 …
続きを読む2006年にデビュー、イキナリの大ヒット~タルカンを追い上げる若手男性ナンバー1人気歌手=ムラット・ボズの2011年新作です!デジタルなダンス・ビートにサズなどを加えた今時のトルコらしいバック・トラックに、男っぽさ溢れるヴォーカルを披露して粋~なかなかの男前!
続きを読む2009年に北ドイツはオスナブリュックで行われた音楽祭のLIVE 映像61分 / ドキュメンタリー映像49分から成るDVDです。出演者はアゼルバイジャンのアリム&ファルガナ・カシモフとそのアンサンブル / イラン~男性歌手のサラル・アギリ&ダフ奏者、ハリル・シャリアツァデーのデュオ/ウズベキスタンの女性歌手、ユルドゥス・トルディーバとそのアンサンブル等~とい …
続きを読むレバノンの美人女優兼監督ナディーン・ラバキーの2007年映画「CARAMEL, ET MAINTENANT ON VA OU?」のサントラ盤が仏ナイーヴから。音楽は本邦初紹介となるレバノンの若手イケメン古典音楽作曲家ハレッド・ムザナル。ウードやカーヌーン、ネイなどのアラブ古典楽器と都会的でアンニュイなタンゴを用いたサウンドはいかにもレバノン~ベイルートらしい …
続きを読むカリム・ジアードは1966年にアルジェリアで生まれたパーカッショニスト。20歳の時にパリに移住し、90年代後半にはザヴィヌル・シンジケートに加入したことで大きく注目されました。一方のハミッド・エル・カスリは、1961年にモロッコの北部で生まれたシンガー/ゲンブリ奏者。グナーワの伝統に深く根ざしながら進取の気性に富み、他ジャンルの音楽家とも積極的に交流していま …
続きを読むアナドル・ロック!あなどるなかれ!って、オイ!というわけで、サラームも絶賛していました!トルコ / アナドルロック(=1967~80年まで続いたサイケデリック音楽ムーヴメント)の帝王、トルコのジミヘンとも渾名される(見た目、どちらかと言えばトルコのロベルト・ベニーニ?)エルキン・コライがとうとう欧米盤で登場!(Sublime Frequencies ですが& …
続きを読むピンクですよ、ピンク! …とか紹介してから早7年、いったいジャラルは何処へ行ってしまったんでしょうね?世界一人相の悪いアイドルと騒がれた、あの頃が懐かしいですね(おそらく、もうCD作ってないのかも知れませんね、と思って youtube 検索してみたら、ちゃんと2018年作が出ている雰囲気>★配信 or youtube のみかも知れませんけど、全然 …
続きを読む最近、全く停滞してしまっているロターナのCDリリース状況の中にあって、やっぱりこの人はちゃんと出るわけですね。エジプトのリッキー・マーティンこと、アル・ジール・シーンの頂点を極める超人気男性歌手、アムル・ディアーブによる2011年の新譜アルバムが登場です!2年も待たされ、やきもきしていたファンも多いのでしょうね。~女性アーティストが台頭するアラブPOPシーン …
続きを読む当店でもなかなか伝わってこないチュニジアの音楽事情。スファクス出身の8人組アラブ古典フュージョン楽団11年新作はジャスミン革命にも大きくコミットし、伝承曲、オリジナル曲双方に革命とデモクラシーのメッセージを盛り込んでいます。ネイやヴァイオリン、カーヌーン、そして男性ヴォーカルにはチュニジアらしい軽妙なアラブ古典、ドラムスとパーカス、ベースにはジャズファンクや …
続きを読むバルセロナを拠点に活動するモロッコ系移民率いる多国籍アラブ楽団11年作は「アラブの春」を受けて、自由がテーマ。前作ではアラブ・アンダルース音楽が中心だったが、今作はモロッコのグナワやエサワの伝承曲にはじまり、バルセロナらしいフラメンコや東方アラビック・ジャズまで汎アラブ~地中海的な音楽ばかりをコンテンポラリーなアレンジで収録。オマール・ソーサ、元オホス・デ・ …
続きを読む人気DJのニコデマスと盟友スパイ・フロム・カイロ / エスノ・トライバルの創始者でもあるシェビー・サバー / インド・エレクトロニカを生み出す人気ユニット、ボンベイ・ダブ・オーケストラ / トライバル系ベリーダンサーから絶大な人気をもつビーツ・アンティーク / ダブベースの人気トラックメイカー、デヴィッド・スターファイア / チルアウト系のKAYA PROJ …
続きを読む