エンニオ・モリコーネのバックで、ポルトガル女性歌手ドゥルセ・ポンテスが歌う、という夢の共演盤=新作です。冒頭”ニュー・シネマ・パラダイス”で、か なりビックリしますが、すべて非ファド曲=モリコーネ作品のみを歌い綴る内容。ただただ曲の良さと、ドゥルセの歌唱力につきあわせられる展開、ですね。
続きを読むエンニオ・モリコーネのバックで、ポルトガル女性歌手ドゥルセ・ポンテスが歌う、という夢の共演盤=新作です。冒頭”ニュー・シネマ・パラダイス”で、か なりビックリしますが、すべて非ファド曲=モリコーネ作品のみを歌い綴る内容。ただただ曲の良さと、ドゥルセの歌唱力につきあわせられる展開、ですね。
続きを読むドゥルス・ポンテスの活動20周年を記念したライヴ&スタジオ2枚組。マドリッド、ミラノ、ポルト、アテネ他での08-09年ライヴ音源に、スタジオ録音という構成〜斬新なアレンジで自曲カヴァー再録〜ファドに限らないドゥルス・ポンテスの歌い手としての懐深さを提示。
続きを読むアンヌ・シルヴェストル、アラン・ルプレストの影響が濃い、シリアスとユーモラス半々のシャンソン・ア・テクスト派、1974 年生れのアニエス・ビールの5枚のアルバムのうち、最も評価の高かった2005 年アルバム『メルシ・ママン、メルシ・パパ』の復刻再発。ジョルジュ・ブラッサンスの「娼婦の嘆き歌」のカヴァー入り。13 曲中9曲まで、日本で評価の高いジャズ・ピアニス …
続きを読む在仏の作詞 作曲家にして風刺画家のシェイフ・シディ・ベモル、ことオシン・ブーケラ(ORCHESTRE NATIONAL DE BARBES のリーダー格、ユセフ・ブーケラの実の兄)の新作です。まあ、変わった人ですね。前作はアルジェリアの船乗り歌(のようなもの?創作)を歌い綴ったアルバムでしたが、今作は、ロマのルーツでもあるラジャスタン出身のアンサンブル D …
続きを読むパオラ・フォカ、1985年生まれ、テッサロニキ育ち。両親ともにプロの有名歌手でした。05年にデビュー作をリリース、去年にもライヴアルバムを出していますが、こちらスタジオ録音としてはサードアルバム新作となります。ユーロっぽい打ち込み曲も混じりますが、ギリシャならではの歌い口、哀愁味ある旋律をキープしているところは親譲りでしょうね。アコースティック仕様のライカか …
続きを読むウェールズ伝統音楽を基盤に幻想的なサウンドを聞かせるグループ! いま再び活気を帯びてきたイギリスのフォーク・シーンから、注目のグループ、9Bach(ナイン・バッハ)が登場した。ヴォーカルのリサと、ギター&パーカッションのマーティンが中心となってウェールズ地方で2005年に結成。ウェールズの伝統的なフォーク・ミュージックを基盤に、コンテンポラリーなアレンジを用 …
続きを読む聴き応え充分の全25曲でつづるファド黄金時代のスターたち 1954年に〈女王〉アマリア・ロドリゲスがフランス映画に出演し、56年にオランピアで公演、そしてその翌年にその音源の発売と、50年代を 駆け抜けていった。そのように国際舞台にファドを引き上げると、ポルトガル本国では公共ラジオ局でファド番組がスタートし、やがてテレビにファド歌手が出 演すると、ファド・シ …
続きを読むこのほど再プレスされたと覚しきダラーラス2007年のオリジナル・アルバム2CDです。>こちら、ハリス・アレクシーウもこの07年の7月に、マノス・ロイゾス(1937-82)の曲ばかりを歌ったライヴ盤をリリースしていましたが、何を張り合っているのかいないのか、示し合わせはあったのか無かったのか?この2CDもマノス・ロイゾスの曲ばかりを歌った企画盤(+1974年の …
続きを読むダラーラス1993年リリースの作品です。92年から開始されたギリシャの超人気TVメロドラマ・シリーズの主題歌から始まるアルバムです。ロマンティックではありますが、なかなかシブイ、ライカ・アルバムになっています。ま、ダラーラスのアルバムは、いつも、そーですが、浮ついたところが、ない。ネオ・レベーティカ・グループのオピスソドロミキやヤニス・エンマヌイリディス、ア …
続きを読む待望の再発ですね! >こちらのアルバム “MIKRA ASIA” の収録曲&アジア・マイナー(小アジア)ゆかりの曲を全26曲グリケリアとともに歌い綴った豪華ライヴ(2003)DVDです!本来ならば、この1972年作 “MIKRA ASIA” でレコード・デビューしたハリス・アレクシーウとの共演が望ましいわけです …
続きを読む1970年生まれ、シュトゥットガルトで生まれたそうですが、育ったのは古代マケドニアの中心地だったヤンニスタだったそうです。オイ・アペンナティというグリークトラッド系バンドで活躍した後、2002年にソロデビュー・アルバムをリリース、それから12年、こちらソロ4作目となります。”若手”実力派ナンバー1だと思っていましたが、もう、42歳にな …
続きを読む作曲家(映画音楽作家)スタヴロス・クサルハコスの有名曲をクサルハコス自らのアレンジにおいて、マノリス・リダーキスが歌った2012年作。ドラマチックですねえ、 1 Γιατί Κυλάει ο Καιρός 3:03 2 Νυν και Αεί 3:09 3 Γυρνάν Αμίλητα Παιδιά 4:34 4 Μεγάλη Παρασκευή 4:08 …
続きを読むイエイエブームのど真ん中、フランスの人気シンガーたちのカヴァー曲と、 そのカヴァーされたオリジナル・アーティストによる オリジナル・ヴァージョンを交互に並べて聴き比べよう! という趣旨のコンピレーションです! 1. J’aime ta fac,on de faire c,a / Sylvie Vartan & Frankie Jord …
続きを読む2004年作再発です! フランスのジャーナリスト、というか、嘘ニュー ス番組キャスターなどを務めるカール・ゼロが、オンリー・カリプソ・アルバムを発表!以前はオンリー・チャチャチャ~ラウンジーでノスタルジックなアルバムをリリースしていましたが、今回はカリプソ!ベラフォンテやロード・メロディー、ジョリー・ボーイズのカヴァーや、ジャマイカ~トリニダードのトラディ …
続きを読む1998年に残したデビュー・アルバム/ジョアナはまだ16歳、それでいながら伝統ファドのコブシをしっかり回して懸命に歌うその歌声は、ウイウイしく、 いじらしさすら感じさせます。16歳の少女がファドのレコードを吹き込んだのはファドの歴史上はじめてのことだったそうです。 なので、これはファド史上、もっともウイウイしい歌声が楽しめるアルバムということになるわけですね …
続きを読む