女性ばかりのバンドを従えて、テレビドラマの主題歌など、 最近のヒットを歌うライヴです。
続きを読むいわゆるブラック・サンバでは久しぶりの注目作。あのセウ・ジョルジに作品を提供した作曲家たちが中心になってフランス公演をバックアップ。その好評に応えてグループとして正式デビューしてしまったのがこの4人組です。パゴージでもブレーガでもない気骨を感じさせる歌と演奏です。セウ・ジョルジ系のサンバがお好きな方にお勧め。
続きを読むバイーア出身の女性サンバ歌手の新作はとってもユニーク。アルリンド・クルースやマルチーニョ・ダ・ヴィーラ、ロッキ・フェレイラの作品を取り上げながら、さらに同郷の大先輩ドリヴァール・カイーミ作品、そしてシスト・バイーアの「イスト・エ・ボン」まで!「イスト・エ・ボン」は1901年、ブラジルではじめて録音されたレコードに収録されたルンドゥーの名曲です。
続きを読む過去の自作曲をピアノ・ソロで再演した名作。EMI 音源からのマスタリングで、ジスモンチの繊細かつ大胆なピアノのタッチがより鮮明に。またECM 盤とは収録曲が異なり「インファンシア(幼少期)」を収録。他にも「水とワイン」「フレヴォ」などベストな選曲で、ジスモンチの初心者にもお勧め。86年作。日本初CD化!
続きを読む前作まではアンナ・ルイーザ(Anna Luisa)という芸名。このアルバムからアナ・ラットに変えました。2005年のデビュー作ではセウ・ジョルジやペドロ・ルイスとの共作を聞かせ、2008年の2枚めではエドゥ・ロボやエスコーラ・ジ・サンバの打楽器隊と共演するなど、ユニークなアルバム作りをしてきた人ですが、本作ではダニ・ブラックの新曲、さらにトン・ゼー作品を2曲 …
続きを読むあのカエターノも絶賛した新たなブラジルの才能が、このクリオーロ。サンパウロのファヴェーラ(スラム街)で育った彼は、十代初頭にラッパーを目指し、成人してからは教師をしながら地道に活動を展開。三十代になってデビュー・アルバムを発表すると同時に、大人気となったヒップ・ホップ・イヴェントを立ち上げ、地元のシーンの絶大な信頼を得てきたそう。そんなクリオーロがナソーン・ …
続きを読む伝説のアルバムとも言われる「SATWA」を復刻!UKの老舗レーベルMR BONGO のブラジリアン・サイケ・リイシュー・シリーズです。本作は、南米アンダーグラウンド・サイケデリック・シーンの超重要人物、ルーラ・コルテスと米国帰りの12弦ギターの名手ライルソン が1973年にリリースしたアルバム。ブラジル初のインディー・レコードでもあります。ルー …
続きを読むサンバの巨匠ギリェルミ・ジ・ブリートが2006年4月26日に亡くなりました。そこで追悼アルバムとして同年に再発されたのが、それまで未CD化だった1980年録音の初ソロ・アルバム。本作はそのリイシュー盤~収録されたレパートリーの多くは、長年一緒に曲を作ってきたネルソン・カヴァキーニョとの共作です。「詩人の涙」「枯れ葉」など、サンバ史上に燦然と輝く …
続きを読む最高のサンバ作曲家カルトーラが晩年に残した貴重な録音を2000年に初CD化された作品がついに再発されました。内容はサンパウロのラジオ・エルドラードの番組のために79年頃に録音されたテープを編集したもの。亡くなる直前のカルトーラによる、ギター弾き語りが楽しめるアルバムです。カルトーラは坦々とこれまでの人生を語り、自作曲をギターをつま弾きながら歌ってくれます。い …
続きを読む1998年のデビュー・アルバム『ダンサ・ダ・ヴォス』がここ日本でも大きな人気を博したブラジル人女性歌手カロル・サボイア。偉大なピアニスト、アントニオ・アドルフォを父に持つ彼女は、これまでにたくさんの意欲作をリリースしてきましたが、デビューから14年経った今年に発表した本作では、海外でも高い人気を誇るイヴァン・リンスとミルトン・ナシメントています。もちろんプロ …
続きを読むリオ・デ・ジャネイロ出身のロジェーは、若いころにはマルコス・スザーノやベト・カゼスが中心になったパーカッション・グループ、バチクンなどにも参加していたそう。パーカショニストであり歌手であり、さらに作曲家としての活動もスタートさせ、2003年にソロ・デビューしました。以後、セウ・ジョルジが11年に発表したアルバムへの参加などを経て、4枚めのアルバムとしてリリー …
続きを読むカエターノ・ベローゾをして「ブラジル音楽の未来」と言わしめた美貌の実力派歌手、セウのソロ第3作目。今作 は、ミクスチャー且つサイケデリックなフレイヴァーを散りばめた斬新なサウンドを展開している。ソナンチスの一員だった作曲家/アレンジャーのグイ・アマ ビスを牽引役に、トロピカリア・サウンド、ブラジル北東部、そしてレゲエなど多彩なサウンドを散りばめて、最後まで一 …
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