BRUNO E. & COLETIVO SUPERJAZZ / SAO PAULO JAZZ REBELS

英国経由のアーバンでスムースなブラジリアン・ジャズ。際立つ洒脱なリズム・セクションにメロウな英語詩voも ブルーノ・E自身によるコントラバスのフレーズと、エヂ・モッタやロウレンソ・ヘベッチスに兄弟のレアンドロ・カブラルのトリオでも活躍するヴィトール・カブラルのドラムスという強力なリズム・セクション、ベース・ラインを活かすためにロングトーン中心にしたジバ・エス …

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BEDIBE / AMERICA

ハンドメイド・タッチで、牧歌的に穏やかなアンサンブル。素朴なユニゾンで織り重ねたり回し歌いをしたり。ブラジルらしく生ギターに加えてカヴァキーニョやチャランゴ(これは隣国の方が盛んですが)、打楽器もカホンを中心にパンデイロを用いたり、そこにグロッケン・シュピエールや鍵盤ハーモニカといった親近感をもたらす楽器群。ヂエゴ・ブラヴォ(per,vo)、フレッヂ・ディ・ …

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ANA FRANGO ELÉTRICO / LITTLE ELECTRIC CHICKEN HEART

20歳のカリオカ女性S.S.W.アナ・フランゴ・エレトリコが注目を浴びたのは2018年にリリースされたオフィシャルな初作「Mormaço Queima」から。現地メディアのレビューを独自解釈するなら、ヒタ・リーの(何度目かの)再来、オノ・ヨーコの前衛姿勢、ビョークのエクスペリメンタルなポップ・センス、ジョルジ・ベンジョールのソウルネス、ガル・コスタがオス・ブ …

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AMILTON GODOY TRIO / TRIBUTO AO ZIMBO TRIO

全ブラジル音楽ファン垂涎の一枚が待望のフィジカル・リリース。グループ創立者でもあるマエストロ自らがサンバ・ジャズのレジェンドをトリビュート。 まがりなりとも、ブラジル音楽に興味を持ったことがある方なら誰しもが一度は耳にしたことがあるはずです、サンバ・ジャズのレジェンド・ピアノ・トリオ – ジンボ・トリオの音を。MPB的にはエリス・レジーナと共演し …

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PEDRO IACO

幽玄な七弦ギターのヴォイシングと中性的なヴォーカリゼーション、究極のコンテンポラリー・アコースティック・ブラジル音楽。5曲14分5秒が30分越えのアルバムにも匹敵する聴感、これがEPだとは俄かに信じがたいほどの高密度。 ギター奏者のエミリアーノ・カストロがプロデュースし、カイピーラ・ギターを弾くジョヴァンニ・イアジと共にイアジ・イアコとしてデュオ・アルバム「 …

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V.A. / ZE RAMALHO A PELEJA DO DIABO COM O DONO DO CEU, 40 Anos Remake Pop Rock

  北東部ロックの雄、40年前の作品をリメイク! アルセウ・ヴァレンサと並んで北東部ロック/MPBを代表する才人として知られるゼー・ラマーリョ。その彼が1979年に発表したLP “A Peleja do Diabo com o Dono do Céu” の発売40周年を記念してリメイク盤をリリースしました。オリジナルが持っていたサイケかつシュールな …

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MARIANA MORAES / BRISA DO MAR

偉大なボサ・ノヴァ詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘による優美でエレガントな正統派MPB作品、2019新譜。 かつて80年代初頭にナナ・カイミが歌ったタイトル曲の”Brisa do Mar”(ジョアン・ドナート=アベル・シウヴァ)に始まり、モアシール・サントス=ネイ・ロペスの 4月の子どもと副題のついた”Maracatu …

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NOVOS BAIANOS / SORRIR E CANTAR COMO BAHIA

70年代を代表するグループ! 70年代のブラジル音楽で、シーンにもっとも大きな衝撃を与えたグループのひとつがオス・ノーヴォス・バイアーノス。68年結成。ガルヴォーン(作詞)、モライス・モレイラ(ギターとヴォーカル)、パウリーニョ・ボカ・ジ・カントール(パーカッションとヴォーカル)、ベイビー・コンスエーロ(ヴォーカル)によって結成された彼らは、70年にトン・ゼ …

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VINICIUS CALDERONI / TRANCHA

ト・ブランジリオーニ共作者~ファンキでスインギなトラックから、ジャズ・ピアノとブラシがアクセントを添える柔らかなタッチで都市の情景をなぞるような曲まで、サンパウロの作曲家/歌手によるボサ・フィール横溢するインディーロック?アルバムです! 1 Na Lata 3:08 2 Nenhum Suingue 2:48 3 Crédulo 3:40 4 Nesta H …

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BANDA BLACK RIO / O SOM DAS AMERICAS

バンダ・ブラック・リオ/オ・ソン・ダス・アメーリカス ブラジリアン・ファンクの大御所が結成40周年記念盤をリリース! ブラジリアン・ソウル〜ファンクといったジャンルにおいて、大きな影響力を誇ってきたのが、バンダ・ブラック・リオだ。サックス奏者オーベルダン・マガリャンイスを中心に1976年リオで結成。80年までに3枚のアルバムをリリースするも、オーベルダンが8 …

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LUIZ BONFA / SAMBOLERO

ボサ・ノヴァ登場以前から活躍し、ボサ・ノヴァにも多くの影響を与えたブラジルを代表するギタリスト、ルイス・ボンファの1957年リオでの録音集。ギター独演&弾き語りによる18曲を収めています。ジャズやクラシックを消化した、この時代のブラジル音楽の洗練された音楽性が、心地よく今も新鮮。代表曲「カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)」をはじめ本作タイトル・チューンとなって …

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