1936年結成のキューバの名門コンフント・クババーナを引き継いだカルロス・バルベリーア。本作は、1960年に自身のコンボ名義で録音したアルバム『サボール・ア・ミ』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。もしかするとSP盤で出されていたものを集めた編集盤だった可能性も。
歌手としてフィーチャーされているのは、女性歌手イベッテ・デ・ラ・フエンテスと男性歌手レヒーノ・テジェチェア。当時の流行であったモダーンなフィーリン系トラックが多く並び、イベッテはバルス、レヒーノは軽快なグアラーチャやチャチャ系のレパートリーなども聴かせてくれています。曲自体はフィーリンより前のものが多いですが、ピアノ、ベース、パーカッションにサックスという、ジャズ・コンボの編成が、サウンドをとてもモダンなものにしています。隠れフィーリンの名演もありますよ。
音質は概ね良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. Bilongo
02. Sabor a Mí
03. Medley: Con el Cristal / No Me Hables de Amor / Devuélveme el Corazón / El Manisero
04. Perfidia
05. Desconfianza
06. Todo y Nada
07. Te Quiero Dijiste
08. Y Tú Que Has Hecho
09. Tú Sabes Mucho
10. Ódiame
11. Tenía Que Ser Así
12. Ya No Me Quieres