ポーランドはクルピオフスキ出身の民芸(切り絵)アーティストにして民謡歌手、アポロニア・ノワク、〜こちらのジャケもアポロニア・ノワクの作品からデザインされたものなんでしょう(たぶん)。歌い始めたのは1960年からで、グループ・クルピアンカに参加、欧州各地のフォーク系イベントで活躍して来たそうですが、本09年のアルバムが実質自己名義初作となった模様。1944年生まれなので、本作リリース時には65歳となっていたハズ。その歌声は、ポーランドにおいて、「白い声」として知られているそうです(何が白いんだか理解しかねますが…?)。バックにはダルシマーやハーディーガーディー、ヴァイオリン、マンドリン、ベース、ギター、クラリネット、フルート、サックスやアコーディオン、そして女声4人のコーラス等がつき、アポロニアの野趣に溢れながらも実に可憐な民謡的節まわしをアコースティックに盛り立てています。しかしポーリッシュ・トラッド、まだまだ未知な部分が多くて、楽しいですねえ、
1 Tańcujze Dziewcyno 3:20
2 Cerwonem Zasiała 3:09
3 Dopsierum Tu Przysła 4:10
4 Nie Pójdziemy Z Tela 3:15
5 Moja Mamo Jadą Goście 3:29
6 Chto Chce 1:40
7 Juz Wychodze Matuleńko 3:26
8 Cy Juseś Ubrana 1:42
9 Oj Wyjezdzaj 3:57
10 Wysła Z Kościółecka 3:02
11 A Kedy Ja Wyjde 5:09
12 Niech Jezus Chrystus 2:08
13 Przypaczta Sie Starzy 2:12
14 Kuka Kukawka 4:14