★アントニス・アントニウ/キスメッティン ~ 運命
キプロスの鬼才アントニス・アントニウのデビュー作!
分断された悲劇の島国キプロスの音楽的ポートレートと解放への希望
地中海東端に浮かぶキプロス島は、ギリシャ系住民、トルコ系住民の民族対立により国土が南北に分断されている。そんな同国中央、国連緩衡地帯に位置する南北共通首都〈ニコシア〉がジュラ奏者/ヴォーカリスト、アントニス・アントニウの故郷だ。複数の人気音楽グループを牽引し、キプロスの鬼才として知られて来たアントニス。初のソロ作品として2021年にリリースした本作では、母国の人々が感じている閉塞感を音楽的ポートレートとして描き出すと同時に、解放への強い想いを綴り上げた。キプロス伝統の旋律に、電子楽器による無機的な響きや刺激的なギター・リフを重ね、さらには南北分断の壁の象徴である〈錆びたドラム缶〉を打楽器として導入。社会性の強い一枚へと仕上げられている。 (メーカーインフォより)
●日本語解説/帯付
1. Livanin
2. Ttappa Kato (ft. Andreas Neocleous)
3. Kkismettin
4. Angali
5. Yelia je Ttelia
6. Barıs
7. Doulia
8. Varella
9. Djinourkes Meres
10. Achtina (ft. Efthymia Alphas)