●ヴォーカル、ギター、クラリネット、ツィンバロム、バイオリンを操る五人組として、サルタレッロ(13世紀のナポリで流行ったダンス)、タランテッラ、タムリアテス(フォークダンス)といったイタリアのロマ・コミュニティにも古くから伝わるスタイルを取り入れ演奏。と同時に、最近のジプシー・キャラバンの新しいグルーヴ/リズムも追求。●今作は彼らのスタイルにふさわしい豪華ゲストが参加。ジャケットにも記載されている、08年フジロックのホワイトステージを大いに盛り上げるライブを披露した、ジプシー・パンクバンド、GOGOL BORDELLOよりユージン・ハッツが参加。また、ビーンス・レコードより紹介されている、ミンモ・エピファニが軽快なマンドリンを聞かている。また2曲目はザ・クラッシュの曲をモチーフにしていたりと、全体的に漂うパンキッシュなスタンスが他のジプシーバンドとは違います。もちろんユーモアと下品さもたっぷり詰まり、ヴォーカルのエーリアの個性的なヴォーカルも酒場/パーティ感を演出。観光用にパッケージングされたようなジプシーバンドではなく、バルセロナのムチャチートやRADIOCHANGO系のアーティストと並べられるべき、現在進行形のパンキッシュ・サウンドとも言えるでしょう。(メーカーインフォより)
曲目表:
1. ROM KAFFE ロム・カフェ
2. MAFIA マフィア
3. TARANTELLA SANTULIANA タランテッラ・サントゥリアーナ
4. FAME DA LUPO 超ハラヘリ(ひどい空腹)
5. CIUCCIO BELLO 美しい乳首
6. 24.000 BACI 2400回のキス
7. FOULITCHAY フーリーチャイ
8. QUELLI ERAN GIORNI すぎ去りし日々
9. LA MUGLIERA 妻
10. AMARE GIVE アマーレ・ジヴェ
11. TESTAMENTO 遺言
12. ARRIVEDERCI ROMA さようなら、ローマ
13. BALLO DEI PUPI プーピのおどり
14. AMICI MIEI 私の友だち