ABDALLAH OUMBADOUGOU / ZOZODINGA

前作『デザート・ブルース』はマヌチャオやサリー・ニョロやギズモなど、錚々たるゲストの主役を持って行かれた気もしましたが、今作は生ギター弾き語り、その淡々とした奥行きのある演奏&歌いっぷりは近年のティナリウェンを想わせますね…。サハラ周辺のトゥアレグの人々は、かつてカセットにコピーされた彼の音楽を聴いて、勇気づけられ、そして平和を希求したそうです。数多くのアーティストにリスペクトされる、”砂漠のブルース”のパイオニア、ニジェール出身のアブドゥラー・ウンバドゥグーが前作から6年振りに発表したソロ・アルバムです。16歳の時に初めてギター手にして、独学でこの楽器をマスター、サハラ・ギターの先駆者の一人で、ティナリウェンの僚友でもあるわけで、ティナリウェンともども、原点回帰の作ということになるでしょう。オススメできます!(日本語解説付国内配給盤)

無断リンクすみません!  http://pepecastor.blogspot.com/2012/02/blog-post.html

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