いや~、久々です。いろんな意味で、こんなにヤル気を削がれる音楽は…。聴けば聴くほどに、なんだか、いろんなことヤル気がなくなりますよ。本邦初入荷となるボツワナPOPダンス・ミュージックです。で、ジャケではライオンが咆えていますが、特に音楽自体に迫力はありませんな、まったく。が、しかし、 アフリカ音楽史上、こんなにあからさまにアフリカしているジャケは他にありませんね。現地流通のはずなのに、いったいナゼ??(youtubeのクリップも生活感あふれまくっています!)で、ボツワナというと南部アフリカ、南アと国境を接するわけで、やっぱり南アの北部リンポポのシャンガーン・エレクトロに近いと言えば近いわけですが、あのシャンガーンの異様なBPMの速さに較べると、なんとも田舎な感じにミディアムです。古き良きDX7系打ち込みも脱力系、&ズールー・ジャイヴなんかに近いヴォーカルやコーラスも脱力系~ジャマイカのスレンテン発生時に近い感覚でしょうか?う~ん、でも、その脱力加減 が何ともイイ感じなんですねえ…人柄や性格や生活感を盛り込んで聴かせるニュータイプのエレクトロ系ダンス音楽といえるでしょうか(本当か?)特に意味もなく吹かれ続けるホイッスルにも注目!
↑ダンス最高ですな…控えめなホイッスルも…