STAMÁTIS KRAOUNÁKIS, MARINÉLLA SINGS & V.A. / …ÝSTERA ÍRTHAN OI MÉLISSESZ

マリネッラ出演映画『そしてミツバチがやって来る』サントラ盤でしょうね?が、収録曲は、実際の映画の場面の中で歌われたものもあれば、場面に沿っていない曲も並んでいるように思えます。作曲はD.ガラーニやE.ビターリ、D.パピウらに曲を提供しても来た大御所、スタマティス・クラウナキスということで、ギリシャ熟女が歌うに最適?といった曲を作る人ですが、その極めつけがマリネッラ、ということにもなるでしょうか。それにしてもこのジャケ写真、心ここにあらず? 黄昏れているのか、想いに耽ってるのか、それとも不機嫌なのか…、どこにも、おさまりのつかないようなマリネッラの一瞬の表情が何とも映画的であり、観てもいないその映画の、マリネッラの役どころが目に浮かんで来るような作、という風に聴こえないこともありません。
この時、マリネッラは64歳、過ぎ去ったものにそれほど未練を感じない代わりに、ここからの年月に何かを期待することもなくなってしまった、という感じでしょうか?でも、そんな時、女はイイ歌をうたうものです。なんちゃって、すみません、再入荷にあたり、酔って加筆しました…?

Directed by Giórgos Zacharíou
Music by Stamátis Kraounákis
Lyrics by Yiánnis Xanthoúlis, Lína Nikolakopoúlou, Stamátis Kraounákis

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