ギターやピアノといった生楽器の気品高い上質な響き、女性ヴォーカルとのコンビネーションで優れた作品を紡ぎあげるサンパウロのマエストロ、エドゥアルド・グヂン。日本でもそのメロウネスに多くのボサ・ノヴァ愛好者のハートを捉えてきました。
1973年のファースト・アルバム以来、通算18作目となる新作。サンパウロのコンポーザー、ギター奏者として他の追随を許さない気品とクオリティで、多くのサンバを書いてきましたが、今回はグヂンの代名詞とも言えるサンバの様式を用いずに、ワルツやショーロにスポットを当てたサロン・ミュージックとしての性格を持った作品に仕上がっています。かつてグヂンのプロジェクト、ノチシアス・ドゥン・ブラジルではモニカ・サウマーゾやマルシア・ロペスなど、のちに名声を得る女性ヴォーカリストを輩出してきましたが、今回メイン・ヴォーカルを務めるのは、ヴァイオリン奏者のレラ・シモンイス。ピアノ奏者ナイラ・ガロッタにグヂンのギターで歌ものに、インストに、しなやかなアンサンブルを紡ぎあげていきます。ショーロ調の楽曲などでホネン・アルトマン (bandolim) が参加。(サプライヤーインフォより)
1.Arrebentação
2.Jacob
3.O velho e o rio
4.Poente
5.Elegância antiga
6.Choro do amor vivido
7.Navegador
8.Paulista
9.Fábula
10.Luzes da mesma luz
11.Recordação de mim
12.Valsa anônima
13.Lenda