キューバでモントゥーノ(コール・アンド・リスポンス)といえばこの人といわれる、ピオ・レイバ。ベニー・モレー、ベボ・バルデースからノロ・モラレス、ビジョス・カラカス・ボーイズ、コンパイ・セグンド、エストレージョス・デ・アレイートなどなどとの共演でも知られ、常に第一線で活躍してきたソネーロです。映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでもフィーチャーされていましたし、来日もしてくれましたので、日本でもお馴染みでしょうか。
本CD-Rは、1961年録音の『Canta Pio Leiva』(RCA Victor LPD-565 )のストレート・リイシュー(曲順はシャッフル)です。ピオ・レイバの充実期で、お得意のモントゥーノの他にもボレロなどでも円熟した歌唱を聞かせてくれます。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでフィーチャーされた時には、すでに歌いすぎで声がつぶれていましたが、この時期の声は、美声というわけではありませんが、よく伸びる且つ抑制の効いた歌い口が絶妙です。バックもフル・ブラス・バンドですが、曲によってかなりもダンナ感覚も感じられますが、それもそのはず、ニーニョ・リベーラ、ホアキン・メンディベル、エミリオ・ペニャルベールらといった当時のモダーン派が編曲を担当しています。ピオ・レイバのアルバムの中では、一番の名盤だと思います。
盤起こし?思われますが、ノイズもほぼ聞かれず、音質も解像度よく仕上げています。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CD-Rが封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. La Rumba Me Llama (Guaracha Rumba) – Armando Rodríguez Hernández
2. Esta Es Mi Vida (Guajira Son) – Enrique Del C. González Varona
3. Yo Bailo Con Ella (Son Montuno) – Parmenio Salazar
4. Oriente Hermoso (Bolero Son) – Graziella Rodríguez Santos
5. El Guateque de Ciprián (Son Montuno) – Maria Luisa Lamadrid
6. Todo Lo Tengo Ya (Bolero) – L. Morlote, R. Inciarte
7. Con Carlota (Guaracha) – Manolo Castro
8. Ritmo de Mi Cuba (Guaracha Rumba) – Silvio Contreras
9. Llegaron las Golondrinas (Bolero) – Remberto Becquer
10. Te Encontré Bonchando (Guaguancó) – Bárbaro Salvador O’Farrill
11. Oye Como Suena (Son Montuno) – Pío Leyva
12. Cuba de Mi Corazón (Cha Cha Chá) – Mario San Pedr
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