SALUZZI FRACCHI BISGAARD TRIO / LUGAR

研ぎ澄まされたインプロとミニマムな音像の美しさ、ディノ・サルーシの息子ホセ(g)がデンマークでレコーディング !!
北欧、スカンジナビアの洗練と澄んだ空気、そしてアルゼンチンから持参したメランコリア。これらが化学反応を起こしたインストゥルメンタル・アルバム。徹頭徹尾無駄を省いたストイックなアンサンブルは、透明感のあるサルーシのガット・ギターに呼応するように、ふくよかに低域でうなるフラッキのコントラバス、そして金物を装飾的に用いるビスガアルド。北欧産となるニールセン=インゲマンの”Tit er jeg glad”ではじまりつつも、雑踏のノイズや古いタンゴのレコードをアンビエンスに用いたりしながら、アルゼンチンから持ち込んだルシオ・デマレ=オメロ・マンシオーネ”Malena”や、アドルフォ・アバロス”Agitando Pañuelos”などのフォルクローレ・クラシックも斬新に解釈。サルーシとフラッキのオリジナル・コンポーズでは多彩なスタイルを論理的に挟み込みながら、哲学を感じさせるインストゥルメンタル作品へと仕立てています。ECM作品にオマージュを贈ったようなモノクロームのカバー・アートも本作のサウンドを端的に表しており、納得。(サプライヤーインフォより)

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