ENSEMBLE FAWAZ BAKER / AREP, BREST

在仏シリア人ウード奏者ファワズ・バクルがディレクションを務めるアンサンブルの2019年作です。シリア人パーカッショニスト、エクアドル出身のベーシスト、ジャズやラテンなど幅広く手がけるギタリストとの男性×2、女性×2のカルテット。自作曲に伝承曲と、アレッポに流れついた、オスマン・トルコやイラン、アルメニア、インドなどの多彩な音楽を集積するオリエンタルなトラッドを基調としながらも、混成アンサンブルということで、他の音楽にも開かれた音作りとなっています。彼は、フランス北西部ブルターニュのブレストにあるアート・スポットのアソシエイト・アーティストとなっているようで、そのことがアルバム・タイトルにも示されていて、その意味で彼の「旅」をトレースするような作品とも言えるかもしれません。また、自身とアンサンブルのメンバーとの混声による多声的なコーラスが挿入されていていることも、特色となっています。(サプライヤーインフォより)

1. Hadi (F. Baker / Al Rawandi)
2. Chouby (F. Baker)
3. Karte (F. Baker / Traditionnel / F. Baker)
4. Ayyoub (F. Baker / Abul Ala Al Maari, Xe siècle)
5. Aed Lana (Traditionnel / F. Baker / Texte de le poétesse Al Tillawiya,ville de Homs, XVIIIe siècle)
6. Abu Said (F. Baker)
7. Tango d’Alep (F. Baker)
8. Sonate (F. Baker / Omar Al Batsh, Alep, 1950)
9. Brest (F. Baker / Traditionnel / F. Baker)

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