SON CLAVE DE ORO / CHEPILLA, MOSCOVITA Y CASCARITA

1940年代からメキシコで人気を博したキューバ人とメキシコ人の混成グループ、ソン・クラーベ・デ・オロ。女性歌手トーニャ・ラ・ネグラのためアグスティン・ララが編成したソン・マラブーを前身とするとのことですが、バリバリのキューバン・スタイルなサウンドを聴かせてくれます。黄金期メキシコの音楽映画『コンガ・ロハ』などに登場し、オルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラージャなどでも活躍したキューバの名歌手カスカリータ、モンゴ・サンタマリアやアルマンド・ペラーサといったキューバの名パーカッショニストも在籍歴があるという、いわばメキシコにおけるキューバ音楽の名門グループですね。本作にも、件のカスカリータにベラクルス出身のペドロ・ドミンゲス・“モスコビータ”、そしてホセ・バスケス・“チェピージャ”という自慢の歌手陣による「カスカリータ・デ・リモン」「シャンプー・デ・カリーニョ」「エル・マニセーロ」など本格キューバン・サウンド満載しています。
アナログ盤『RECORDANDO』(RCA Camden ‎– CAM-05)から1曲「エル・カバージョ・イ・ラ・モントゥーラ」を除き、曲順をシャッフルした内容です。盤起こしと思われますが、ノイズも概ね取り除かれていて、音質もまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)