DJMAWI AFRICA / AVANCEZ L’ARRIERE


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お待たせしました。今年も、ウアムリア奈津江さんに現地買い付けをお願いしました(感謝)!注目のアルジェリアン・ラガ・ユニット再入荷です! 以下、奈津江さんアルジェリア音楽シーン解説からどーぞ!

日本になかなか伝わらないアルジェリア現地の音楽情報ですが、パリのバルベスでもほぼ入手困難なアルバムばかり。 ここ数年のバルベスはイマイチ現地の情報をキャッチせず、やる気がなく。そのため、失速していると思われているアルジェリア音楽シーンですが、お陰様ですっかりドメスティックに盛り上がっています。(笑)
ライやスタイフィは相変わらず巷で幅を利かせている中で、ここ数年はアルジェ出身のグループ(ロック・ミクスチャー・バンド)も台頭してきているのが特徴です。(アルジェ出身者はかなりカビール系率が高いので、カビール色が所々に感じられます)アルジェリア西部から出てきたRaina RaiやT34、Abranis、シャウイ系ロック歌手Djamel Sabriなどが活躍した80年代黄金期を彷彿させる風潮で、同時多発的に新人バンドが発生。第2次バンドブームの再来か?

■Djmawi Africa 「Avancez l’arrière」(もっと詰めて!)(2013)
5年ぶりの2nd アルバム『Avancez l’arriere』はジャケでもわかるように満員でボロボロのバスに乗り込む時に運転手が「もっと寄って、奥に詰めて!」という決まり文句。同タイトル曲もアルジェリアの民営バスを皮肉った内容。バスはオンボロで窮屈なうえになかなか出発しない、おまけに運転手はおしゃべりばかりで働かない!(笑)日常的に飛び交う言葉が並び共感を呼んだヒット曲。


アコースティックバージョン(ギター弾き語り+ヴァイオリン、2ソプラノ・サックスという珍しい編成)

DELLALI」 のPVはなかなかいいです。アルジェのハイク姿(パンプスに白装束というのが特徴です)の女性が危険なオーラで男性を誘惑。ホーンセクションが充実した ロック・グナワ・テイストですが、モロカン・ヴァイオリンやアルジェリア西部の部族ダンス=アラウィ調にも惹きつけられる躍動的な曲。

〜こちらもやはりグナワ・ディフュージョン以降の生バンドサウンドですね。アルジェリア〜モロッコではRAI’N’B以降、ライだけでなくスタイフィ、レッガーダなど全てが打ち込み化していましたが、それから一時代が回って、再び生バンド・サウンドが重視されている、そんな感じでしょうか。今でこそファンクやロックが中心のイスラエル音楽シーンも、10年前はサイケデリックトランスばかりだったことを思うと、世界中音楽は似た歴史を辿るということなのでしょう。

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