FARIS / MISSISSIPPI TO SAHARA


砂漠のブルースとデルタ・ブルースが邂逅
トゥアレグの血をひくギタリストの意欲作!

faris-mississippi21世紀ワールド・ミュージック・シーン最大の発見となった「砂漠のブルース」シーンに、驚きのコンセプトを持ったアルバムが登場しました。それは、アメリカ合衆国のデルタ・ブルースを砂漠のブルース・スタイルで演奏するというもの。主役はこれが初フル・アルバムとなるイタリア人歌手/ギタリスト、ファリス。イタリア人の父とトゥアレグ族の母を持つ彼は、自身のルーツとなる西洋文化とトゥアレグ文化を融合させ、この砂漠のブルース・スタイルでデルタ・ブルースを演奏するという斬新なスタイルを生み出しました。
ファリスはイタリア人の父と、彼がアルジェリアで出会ったトゥアレグ族の母との間に生まれました。イタリアに住んでいた彼は大人になるまでサハラの地を踏んだことはなく、西洋文化の中で暮らしていました。若い頃のヒーローはジミ・ヘンドリクスだったそうで、ジミを通して彼はアメリカのブルースに惹かれていきます。続いて彼に大きな影響を与えたのはティナウェンの世界的な成功でした。砂漠のブルースが世界的に人気を集めていく様に、彼は自身の母方の血筋、トゥアレグの血に想いを馳せ、自身のルーツを知るために砂漠のブルースの演奏スタイルに傾倒していきます。その後、2010年にティナリウェンの弟分ことテラカフトのメンバー達が参加したシングルをリリースして音源デビューを果たしました。2011年には砂漠のブルース新世代アクト達を集めた編集盤『イシュマール2~ニュー・トゥアレグ・ギターズ』に楽曲提供、そして1stEPをリリースしています。2012年には毎年マリで行われる「砂漠のフェスティヴァル」に出演し、ソリストとしてティナリウェンと共演を果たしたのです。
本作は彼が愛する10曲のブルース・ナンバーを砂漠のブルース・スタイルでリメイクしたファースト・フル・アルバム。取り上げられたのはサン・ハウス、スキップ・ジェイムズ、ブラインド・ウィリー・ジョンソンらが録音したブルースの定番曲ばかり。それをファリスはタマシェク語に翻訳して歌います。伴奏はギター一本。スライドを多用して陶酔的な演奏を聴かせてくれます。テラカフトと連名のシングルをリリースしたこともある彼の音楽の、パーカッションを排除しトランシーなギターが蠢く様は、初期テラカフトを彷彿とさせるストイックなもの。ラスト2曲には80代にしてアルバム・デビューを飾った遅咲きのガレージ・ブルース・マン、レオ・ウェルチをフィーチャリング、ディープな共演を聴かせます。
アフリカから北米へ連れ去られた人々が生んだブルースがヨーロッパを経由してサハラ砂漠に舞い戻る。砂漠のブルース・ファンは聞き逃し厳禁です!(以上、サプライヤーインフォより)

1. Oulhawen Win Tidit (Death Letter)
2. Alwaq Semman (Hard Times Killing Floor Blues)
3. Assouf Id Nekmam (Trouble So Hard)
4. Imiskay Idjoleman (Motherless Children)
5. Aghregh Yallah (Jesus Is On The MainLine)
6. Inezdjam (Grinnin’ In Your Face)
7. Oulh Essayaq (Feel Like Going Home)
8. Alkhoriya (Since I’ve Laid My Burden Down)
9. War Toyed feat. Leo Welch (No More, My Lord)
10. Ma Ihan Iman Nagadem feat. Leo Welch (The Soul Of A Man)

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