久々に再入荷して来ましたよ!今となっては売れっ子小説家になってしまいましたが、当店としては00年代ベスト20に入る音楽的な名作です。~南仏/トゥールーズのマグレブ系二世ユニット、ゼブダのヴォーカル&作詞をつとめて来たフロント・マン=マジッド・シェルフィの07年セカンド・ソロ・アルバムが届きました!曲ごとにオールド・シャンソン、ミュゼットやルンバ、ホンキートンク、ボサ、ラガ等々のニアンスを、微妙に隠し味っぽく聞かせるアコースティックなバックにおいて(アコーディオン&バンジョーが効いてます)、基本的には前作同様、カビール系シャアビの伝統を踏んだオヤジ系ダミ声によるヴァリエテ演歌路線(ダフマーン・エル・ハラシの後継者とでも言うべき?)~変わっていません。が、前作はゲストが豪華でしたが、今作はマジッド・カラーが色濃いソロらしいソロ作品~歌詞の方も、真摯さに裏打ちされた皮肉と風刺と諧謔に満ちたマジッドらしさ溢れるもの、ということで、前奏間奏もそこそこに全編で歌いまくっています。充実してます。