GEROGE DALARAS / STA TRAGOUDIA POU SOU GRAFO (SHINING NIGHTS)

さて、ギリシャを代表する男性歌手=ヨルゴス・ダラーラス、やっとスタジオ録音新作が届きました。イイ感じですねえ…、パーカッシヴかつファンキーな隠し味の効いた、どこかレゲエ風に聞こえる/コンテンポラリーなバックの中、ダラーラスの歌声にブズーキが寄り添う冒頭の曲で、すべて決まり、です。そして、続くライカ系バラード、しみじみさせてくれます….。スタモス・セムーシス、ヨルゴス・パヴリアーノス、アンドーニス・ヴァルディス他による全編書き下ろし曲(たぶん)が、イイ曲ばっかりで、やっぱり待たされただけのことはあります。若手正統派トップ・スター=アンドーニス・レモスとのデュオも収録されました!全体として、2000年の前スタジオ作~インターナショナルな展開だった「アスファルトの競争路」に較べると、ドメスティック、かつライカ路線の強調が特色と言えるでしょうか。何にしても、哀愁溢れる充実作です(…で、コピーコントロールCDですが、itunes では読み込めました)。*中古盤ですが、特に問題はありません。

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