☆バリ島に於ける1928年録音Vol. 1 ブラルアン、パンクン、ブスンビゥのガムラン・ゴン・クビヤール
初めて販売目的用に録音されたバリ島音楽は、第二次世界大戦前の1928年8月に、オデオンとベカというレコード会社が社員を現地に派遣し、いわゆる出張録音として記録されたもの。本シリーズはその時に録音された100曲程の録音を元に5枚のCDとして発売予定。原盤はSP盤であり、それぞれのトラックはほんの3分程度ですが、当時の卓越した作曲者や舞踊家、演奏家と楽団が収められています。バリのベートーヴェンとも称されるワヤン・ロットリングやニョマン・カレル、パンクンやブラルアン、ブスンビウらが指導したガムラン音楽などです。今日ではほとんど聞くことのできなくなった儀礼歌のスタイルも収録。~録音場所は、デンパサール県ブラルアン、タバナン県パンクン、バリ北西部ブスンビゥというゴン・クビャールが盛んだった3地域。~なお本CDには、エンハンスド仕様として、演奏&ダンス風景を収めた3つ貴重な当時の映像=MPEG4と詳しい解説&用語集=PDFがおまけとして収録されています。
<注・本CDに収録の全20トラックの内、10トラックが『ザ・ルーツ・オブ・ガムラン ←BNSCD-950』にすでに収録されています。
▽参考映像〜サイレント、音はありゃしませんが…