MINE GECILI / GECE KIRPIKLI KADIN ZEKI MUREN BESTELERI


mine-gecili>こちらで教えていただいたミネ・ゲチェリの2010年作~あぶないあぶない、完全に見落とすところでした(…レコオヤジさん感謝!)。今年31歳~弦ケマン奏者でもある女性歌手ですが、イスタンブールの大学で音楽を学んだという才媛だそうです。で、このアルバム、なんと、すべてトルコ大衆歌謡中興の祖・故ゼキ・ミュレン自身が作曲もしくは作詞したナンバーのみを歌い綴った作!ということで、なかなか志も高い歌い手ですねえ。加えて、一般には“サナート”と分類されるゼキ・ミュレンですが、そうした区分けからは自由に、トルコ歌謡本来のミクスチュアー感覚を発揮し、ハルクともサナートともあるいはギリシャ歌謡?とも聞こえそうな楽曲解釈において、完全アコースティック仕様~繊細優美かつモノトーンっぽい印象の洗練された演奏、そして、喉を開放したリキミのない自然な発声、揺れるメリスマ、オリエントならではの哀愁のこもった歌い口~を存分に楽しませてくれる作となっています。当店的にも勿論ど真ん中~….というわけで、実にもう何というか、オススメできますねえ。

以下、RICE 国内配給盤『ミネ・ゲチリ/ゼキ・ミュレンを歌う』インフォより〜

トルコから久々に注目の古典系女性歌手が登場した。ミネ・ゲチリは1980年生まれで、若い時分より古典歌手としてコンテストに出場し大活躍してきた実力派。そんな彼女が満を持して発表したソロ・デビュー作が本作で、なんと戦後のトルコ歌謡シーンを大きく花咲かせた偉大な男性歌手ゼキ・ミュレンが作詞作曲自演したナンバーを取り上げた意欲作だ。ゼキの全盛期ともいえる50~60年代のヒット曲を中心に、スモーキーで色気を感じさせるコブシ回しを伴った歌声で存分に楽しませてくれる。トルコ歌謡の新しい方向性を示す1枚と言えそうだ。

1. あなたは私を欺いた
2. 放浪者
3. ジャスミンの房
4. 心の物語
5. この秋はまた心に響く
6. 夜のまつ毛を持つ女
7. 人生は時に甘美
8. デリケイトな花のように
9. あなたが再び戻ってきたら
10. 落ち葉の季節
11. 暮らしは楽しみをもたらす
12. 人生を毒さないように

 

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