プラサーン・ウィアンシマー (Prasarn Wiangsima) / (ครูเต็งเพิ่งเหล้า)


ประสาน เวียงสิมา “ครูเต็งเพิ่งเหล้า”
表題『テン先生はお酔いになったばかりです』の意?

プラサーン・ウィアンシマー(ประสาน เวียงสิมา)、今年74歳、70年代あたりから活躍して来たイサーンのモーラム系ヴェテラン歌手であることは、同世代と思しきポー・チャラートノーイや、少し先輩のトーンミー・マーライとのトリオでの共作が幾つかあることでわかるし、とりわけ、最近デッドストックで入荷している Lespoレーベルのカタログが多いことから、90〜00年代以降も旺盛に活躍しているらしいことは伝わって来ます。そんな中でも、こちらは最も古い1枚、写真も若いし、80年代初めぐらい?ということは、30歳前後の作になるんじゃないでしょうか? 突出して上手い、というより、ミディアム・アップ、グルーヴィーな曲調で聞かせる手堅い節まわし、畳み掛けるような歌い口に魅力のある人かと思います。歌詞の意味が取れるわけではないのですが、そのタイトルからして(他の作品も含めて)、何かしら、ユーモアとかイロニーが漂っていそうなところ、決してニコリともしない偏屈な顔、後年、よりいっそうハードボイルドな雰囲気の増すその風貌に似合わず面白い、というウケ方も、あるのかも知れません。

あるいは、本CDでも片鱗を聞かせますが、>こちらなんて、近年のトップラインやグラミーのラムシン路線のバッキングを先取りしていたんじゃないかと…?

1.ลำเพลินครูเติ่งเผิ่งเหล้า 3:46
2.ลำเพลินเกี้ยวสาวมุกดาหาร 3:50
3.ลำเพลินลูกสาวเดียว 3:25
4.ลำเพลินเบื่อผู้หญิง 3:33
5.ลำเพลินติดลมตามเคย 2:57
6.ลำเพลินรักพี่เสียดายน้อง 2:44
7.ลำเพลินขอโทษพ่อตา 3:51
8.ลำเพลินน้อยใจแม่ยาย 3:43
9.ลำเพลินฉลองวันเกิด 3:23
10.ลำเพลินคนคือกัน 2:24
11.ลำเพลินอย่าหึงเกินเหตุ 2:36
12.ลำเพลินข้าวตั้งท้องน้องตั้งครรภ์ 4:32

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