キューバからニューヨークへと拠点と移し、ディープ・ルンバやジェルバ・ブエナのヴォーカリストとして活躍してきたシオマラ・ラウガーによるチェスキー・レコードからの2006年作です。ローズ・キーボードの伴奏を主軸とする音作りは比較的シンプルで、デヴィッド・チェスキーと共にプロデュースも務めるジェルバ・ブエナの総帥アンデル・レヴィン、パーカッションのペドロ・マルティーネス、ベースのアンディ・ゴンサーレスらを曲により迎え、もともとヌエバ・トローバ系の流れを汲んだキューバ時代の作品に連なるような、本来の持ち味であるアダルト・オリエンテッド路線のポップ・ラテンでまとめています。フアン・フォルメル作の「デ・ミス・レクエルドス」と「ラ・アバナ・ホーベン」、ラテン・スタンダード「モリエンド・カフェ(コーヒー・ルンバ)」のカヴァーなども収録。
1 La Llave
2 Por Ti
3 Tengo 5:10
4 De Mis Recuerdos
5 Soledad 5:15
6 Plazos Traicioneros
7 Siempre Que Te Vas
8 Maliendo Café
9 La Habana Joven
10 No Creo