隣国ドミニカ共和国の音楽スタイル、メレンゲに、ヴードゥー音楽やジャズ、キューバなどの音楽要素を取り込み、ハイチ独自のスタイルとして出来上がったメラング。ヌムール・ジャン=バチストと並び、20世紀中盤にメラングを発展させてコンパへと繋げた立役者であるサックス奏者/バンドリーダー/コンポーザーが、ウェベール・シコーです。本作は、1960年にアンソニア及びIBOレコードからリリースされた、アンサンブル・ウェベール・シコー名義のアルバム『HAITIAN MERENGUES』(ALP-1281/ILP-105)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシュー。
アコーディオンを含むフォークロア要素を引きずったアンサンブルを、サックス他の管楽器セクションを加えて拡張しモダナイズした、コンパへと至る過渡期のサウンド。ハイチ独特のユル~いグルーヴを堪能して下さい。
盤起こしと思われますが、音質は良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. A La Regrette
02. La Femme De mes Reyes
03. Conseil
04. Amour D’Une Femme
05. Ambiance Musicale
06. Ce La Fievre
07. Palladium Direct
08. Foc Nan Point
09. Pa Fait’m Ca
10. Contradance Nº9
11. Prend Courage
12. Episode Musicale