WAU WAU COLLECTIF / YARAL SA DOOM

2018年、スウェーデンの音楽考古学者でフィールドワーカーでもあるジョナス・ウィンクウィストが、セネガルのボヘミアン・アートの中心地としても知られる小さな漁村、トゥバブ・ディアラオを訪れ、その地のレコーディング・スタジオのオーナーにしてエンジニア、アルーナ・カネのセッティングにおいて現地音楽家達のセッションを数週間かけ録音。
その基本トラックをスウェーデンに持ち帰り、今度はスウェーデンの音楽家達を招いて、コロナ禍下、PC 越しに対話と録音を交換しつつ仕上げた総勢20人参加の遠距離セッション・アルバムということに。
セネガルのムスリムに伝わるコラ&バラフォン、タマほか打楽器アンサンブル伴奏のスーフィー系応答形式歌唱に、北欧系スピリチャル・ジャズのフィールやエレクトロニックなビート処理ほかを重ね録りしたその音楽性は、セネガル音響派登場と言われたら信じてしまうかも?
2021年リリース、パンデミックがもたらした “トランス・グローバル・コラボレーション・アルバム” ということで、大国資本の経済ネットワークがもたらすグローバリズムとはひと味違う出会い系グローバリズム?の成果、対面なしでも音楽を介して通じあうことができるという、一つの証左でしょうね…、というわけで遅かりし当店初入荷となります!

1.Yaral Sa Doom 05:45
2.Thiante 03:14
3.Mouhamodou Lo and His Children 03:07
4.Salamaleikoum 03:30
5.Gouné Yi 03:17
6.Yaral Sa Doom II 03:35
7.Riddim Rek Sa Niouy Mom 03:28
8.Mame Cheikh Sidy Anta Mba 03:18
9.Si Tu Savais Juste 02:50
10.Legui Legui 04:02

MUSICIAN
Gilbert Badji, Lamine Cissokho, Carole Cissokho La Pierre, Espace Sobobade, Robin Cochrane, Hasse Lindgren, Konstnärsnämnden

-Recorded during a warm week in March 2018 by Arouna Kane at his Ridial World Studio, Toubab Dialaw, Senegal.

Artistic Vision by Karl Jonas Winqvist.

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