V.A. / HAITI GOES LATIN

haiti-goes-latinセルロイド・レコードの二代目アントワーヌ・カストロ(”JAMAICA SOUL” 1.2.3.)の監修・選曲による労作、眼のつけどころがイイ復刻コンピレーションです。70年代ニューヨークでのサルサ大流行にグググっと揺り動かされたハイチのミュージシャンたちが、自分たち流儀のエレガントなラテン・ジャズ、サルサをやってしまったその選曲の並びに(コンパの行間にほとばしるラテン指向を掬い取ったオムニバス)、ハイチとキューバンの微妙な関係が時空を超えて蘇るようなCDでしょうか(イッサ・エル・サイエのハバナ録音のエレガンス、想い出させますねえ…)。ニューヨーク、マイアミ、そしてハイチ(とりわけオーディオテク・スタジオ)での1976年から84年までの録音〜レーベルは MACAYA, MINI, MARC の諸作から厳選した12曲。28ページブックレット(仏語英語)&カートン紙製の3つ開きディジパック、ということで、ジャケのデザインもいいですねえ。

1. CARIBBEAN SEXTET “BOSS” / 2. MAGNUM BAND “PANAMAM’M TOMBE” / 3. TUCO & LES FRERES DEJEAN “TUCO’S JAM” / 4. LES FRERES DEJEAN “L’ARTIBONITE” / 5. LES FRERES DEJEAN “YOYO” / 6. TUCO & LES FRERES DEJEAN “TUCO’S JAM #3” / 7. MINI ALL STARS “ANALIZANDO” / 8. LES FRERES DEJEAN “JAM SESSION #2” / 9. ALIX JACQUES “MY ANGEL’S SMILE” / 10. MAGNUM BAND “CONGO NAN VODOU” / 11. LES FRERES DEJEAN “L’UNIVERS” / 12. YVON LOUISSAINT “BIENFAITEUR”

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