イスラエル出身のミュージシャン、ウリエル・キタイが世界中を旅し、訪れた土地々の音楽を紡ぐバルカン・サウンド。2005年からアルゼンチンを拠点に活動するウリエル・キタイは、20歳を期にトルコ、チェコ、フランス、スペイン、イタリア、エジプト、アメリカ、ジャマイカ、中南米と様々な国に音楽の研究の旅に出て得た経験を基にファースト・アルバムとなる本作を制作。バルカンのサウンドをベースにセファルディ、アルメニアの伝統音楽などを取り入れ実に個性的なサウンドを披露しています。ジャズのスタンダードナンバー「テイク・ファイブ」にブルガリアの伝統的なメロディーで味付けした2曲目や、スペイン地中海岸のバレンシアを拠点にトラッド、プログレファンにも人気の高かったラム・デ・フォックの名盤「CANCO DE DONA I HOME」に収録のブルガリアのフォークダンス曲“Kopenitsa”をカヴァー(タイトルはダンスのステップ2-2-3-2-2になぞりEleven Stepとなっています)。バルカン、トラッドファンには心くすぐる内容で一聴の価値あり。本作はアルゼンチンやアルメニアのミュージシャンが参加し、アルゼンチンのレーベルから発売され2010年にアルゼンチンのアーティストに贈られる名誉ある音楽賞、ガルデル音楽賞にノミネートされ話題となったアルバムです。(インポーター資料から)
曲目表:
1. Jovano Jovanke / Chuperlika
2. Take Five Bulgarians
3. Buscando A Nora
4. Gankino Horo
5. Armenian Flower
6. Eleven Step
7. A Fade
8. Ho (The Green Man)
9. Vals A Manu