TITO MANRIQUE Y COSA NUESTRA / SALSA CRIOLLA, RUMNBA FINAL

salsa-criolla2013 MM誌2013年ラテン部門BEST 5にランクイン!
アフロペルー音楽を抱するペルーでは古くからカリブ海諸国のアフロ系リズムも好まれていました。70年代以降はサルサの流行の波が押し寄せ、現在もペルーではサルサは人気ジャンルです。このティト・マリンケ率いるグループは、自身のルーツ音楽であるアフロ・ペルーやクリオージャ音楽に、サルサに代表されるカリブのトロピカル系音を大胆にミックスした音楽を作り出しています。本作では、サルサの大名曲ばかりを取り上げ、3拍子と4拍子が交差するエキサイティング且つサボール(味わい)豊かなサウンドに仕上げてしまっています。オープニングのイスマエル・ミランダの「アブラン・パソ」から始まり、ティテ・クレ・アロンソ、ラファエル・イティエール、リカルド・レイ&ボビー・クルースなどサルサの巨人たちの代表曲をはさみ、最後はキューバの奇才シルベルトレ・メンデスの「タンボー」で締めくくる、その選曲&曲順のセンスも素晴らしい過ぎます! 前作は豪華ゲストを迎えていましたが、本作はメンバーのみで制作。その分グループ自体のグルーヴ&ノリがぐっとクローズアップされ、彼らの本領が発揮されています。ブックレットには、エル・グラン・コンボのジェリー・リーバスからの言葉も掲載され、絶賛。はやくライヴを見てみたい!と思わせてくれるグループです。



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