SAMUEL YIRGA / GUZO

エチオピアン・ジャズの若き才能。リアルワールドのエチオピア・ミクスチャー・グループ「DUB COLOSSYS」の一員として頭角を現した20代の男性ピアニスト、サミュエル・イルガが、ダブ・コロッサスのリーダー、ダブラーのプロデュースで、初めて発表したソロアルバム。ダブコロッサスのアルバムとは異なり、ダブ処理やアズマリ歌手の要素は少なく、より一層アーティスティックでアコースティックなエチオジャズ・アルバムとなっています。ゲストにはクレオール・クワイアー・オブ・キューバ、マッシブ・アタックで知られるUKソウル女性歌手のニコレットが参加。Rotary Connection作、後にNUYORICAN SOULが取り上げた名曲「I AM THE BLACK FOLD OF THE SUN」のカヴァーも収録。 UK メイドなエチオ・グルーヴを中心に、エチオピア音階を活かした二曲のピアノソロ演奏など、まるでバリ島の音楽のようにも聞こえます。20代の若者の作品と は思えないほどアダルトです。

go top