RUMBAMAZIGHA

ルンバにマグレブ音楽など混ぜ込んだ、バルセロナらしいミクスチャー・ルンバ・カタラーナを展開するルンバマジガ。バルセロナ・メスティサヘ・シーンを代表するバンドのひとつ、チェブ・バロウスキなどで活躍してきたアルジェリア人歌手ヤシーヌ、そのヤシーヌのバンドであるザ・オリエンタル・グルーヴにも参加しているギリシャ人マルチ弦楽器奏者(ブズーキ、ラウー、ヴァイオリン)ヤニスらの6人組ユニットです。
本作は、2015年のセカンド。夜明けを告げるようなイントロから導かれる1曲目は、アルジェリアのユダヤ系歌手サリム・ハラーリの曲で、マノ・ネグラなどによってもカヴァーされているナンバー。後半を盛り立てる、ルンバ的なギター掻き鳴らしグルーヴとの相性もバッチリです。続いては、キューバ名曲「キサス、キサス、キサス」のアラブ・アンダルース&ルンバ・カタラーナ的解釈がアルジェリアの曲とミックスされ、3曲目は往年のカビール名歌手シェイフ・エル・ハスナウィのナンバー。さらに、ベテラン大物ペレット・レジェスのコッテリとしたルンバ、マグレブ~ルンバ色に塗り替えられていくカタルーニャのノバ・カンソ(新しい歌)を代表するシンガー・ソングライター、リュイス・リャックのヒット曲「レスタカ」、ギリシャの民衆歌などが俎上に乗せられていきます。ルンバ・カタラーナをベースにしつつ、様々な曲のリノヴェーションを施しながら、マグレブ~地中海に開いていく試み。バルセロナ版ラジオ・タリファ的なところもあると言えるでしょうか。
ゲストとして、2曲目のヴォーカルにラ・ペガティーナのアドリア・サラス、3曲目のアコーディオンにラ・トロバ・カンフーのジョアン・ガリーガ、5曲目にペレット・レジェスとカンデリが参加。(サプライヤーインフォより)

1. Sidi Hbibi
2. Quizas/Chilet Layani
3. Tihdayin
4. Ja esta be
5. Poder
6. L’estaca
7. Karaguiozis
8. Rumbamazigha

メンバー:
El grup esta format per:
Yacine Belahcene: veu i percussio
Jack Tarradellas: veu i guitarra
Massinissa Aït-Ahmed: veu i banjo
Yannis Papaioannou: laud
Toni Reyes: baix
Aniol Lopez: bateria i percussio

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