キューバのサンティアーゴ・デ・クーバ出身(1929年生まれ)で、その後ニューヨークに渡り、サルサの時代まで第一線で活躍した、ニューヨーク・ラテンの生き証人的キューバ人大歌手ルディ・カルサド。本作は彼がヴォーカルを務めた、ベリサリオ・ロペス・イ・ス・チャランガによるアンソニアからの61年のアルバム『ア・バイラール・ラ・パチャンガ』(SALP-1288)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
ベリサリオ・ロペスは、03年生まれのキューバ人フルート奏者で、60年にニューヨークで立ち上げたこの楽団には、ティンバレスのカコらが参加していたようです(本作9曲目にはティンバレス・ソロもフィーチャーされています)。ヴォーカルには、ルディ・カルサドと共にハビエル・ドゥルサイデスが参加。スマートな歌唱に、うねるようなトゥンバオに乗ったバンドのグルーヴ感も快調です。
盤起こし?と思われますが、音質はまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Caña y Coco – Rudy Calzado
2. Yo No Tumbo Caña – Belisario López
3. Con Las Glorias – Jose C. Menéndez
4. Como Se Vive Mejor – Belisario López
5. Si Señor – E Martinez
6. No Se Asusten – E Martinez
7. Yo Vine Pa’ Ve – Belisario López
8. Pachanga Bum Bum – Rudy Calzado
9. Vamos A Bailar – Otto López
10. Lola Catula – Belisario López, Javier Dulzaides
11. Catalina Dónde Estas – Eduardo Davidson
12. Vámonos Pa la Pachanga – Ernesto Duarte Brito